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用語解説用語解説

風力発電

  用語 解説
アップウィンド方式 ロータの回転面がタワーの風上側に位置する水平軸形風車の形式です。
ウィーク 風車に流入した空気流の風車ロータの後方流れです。
ウィンドシア― 風向に対して垂直な面を横切る風速の変化です。
ウィンドファーム 複数の風力発電装置からなる風力発電所です。
ウィンドパークとも呼ばれます。
大型風車 定格出力:1000kW以上
カットイン風速
カットアウト風速
カットイン風速は発電を開始する最小風速、カットアウト風速は発電できる最大風速をいいます。
例えば「カットアウト25m/s」の場合、風速25m/s以上の風が吹くと自動的に風車が止まるか、強度上安全な回転数まで低減します。
抗力形風車 抗力とは、気流の進行方向の物体に当たる力のことです。
抗力形風車は、風に対して平行に回る風車です。
風速以上の周速度で回転できないため大電力を発電することはできません。
揚水や粉ひきなどの機械的作業の利用に適しています。
小型風車 定格出力:1~50kW未満
垂直軸型風車 風車の回転軸が風向に対して垂直となるタイプで、どの方向の風にも対応が可能で風向制御機構が不要です。
水平軸型風車 風車の回転軸が風向に対して水平となるタイプで、構造が比較的簡単、効率が高く大型化が容易であるなどの特徴があります。
中型風車 定格出力:50~1000kW未満
ナセル 水平軸風車において、タワーの上部に配置され、動力伝達装置、発電機、制御装置等を格納するものです。
バードストライク ストライクはぶつかるという意味で、バードストライクは野鳥が構造物に衝突する事故全般を指す言葉です。
風車の騒音 風車による騒音には、ブレードが回転する際に発生する風切り音と、増速機などから発生する機械音とがあります。
通常、風車から離れるほど騒音レベルは減衰します。
風力発電の設置に際しては、この距離減衰及び風車の種類を考慮する必要があります。
風車ロータ 風車において、風からエネルギーを吸収するために回転する部分です。
ブレード、ハブ、シャフト等から構成されます。
ブレード 風車の回転羽根です。(抗力形風車の羽根はパドルと呼ばれます。)
マイクロ風車 定格出力:1kW未満
洋上風力 海岸線から離れた沖合いに設置した風力発電のことです。
メリットは、陸地に大型風車を設置する際に課せられる制約条件(騒音、景観など)が緩和されることや、風の乱れが比較的少ないことなどがあげられます。
つまり、陸上と比べると、より風が強く発電量が多く得られることが最大のメリットです。
周囲を海に囲まれ、国土が狭く、山岳地帯の多いわが国では、陸上だけでなく、こうした洋上での風力発電の設置にも関心も高まっています。
揚力形風車 揚力とは、気流の進行方向に対して飛行機の翼のような形状が、上下の圧力差により受ける垂直方向の力のことです。
揚力形風車は、ブレード(風車の羽根)の回転が風に対して直角に回る風車です。
風速の数倍以上の周速度(羽根の先端の速度、円周速度)で回転が可能なため、発電用に適しているのが特徴です。

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