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<2.木戸ダムの役割>

木戸ダムの役割1

 

damu_ph16.gif   河川の氾濫による道路の決壊
      (平成元年8月5日台風13号)

■自然の猛威から
         わたしたちの町を守ります


 木戸川流域の洪水として近年とくに大きなものは、平成元年8月の台風13号がもたらしたもので、その後も毎年のように洪水による被害が発生しています。
 木戸ダムは、豪雨によって増大した流水をいったん貯留し、適宜放流しながら、木戸川沿川住民の生命と財産を洪水被害から守ります。
       

木戸ダムの役割2

 

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木戸川渓谷戸


木戸川渓谷の秋の彩り

■川が本来もっている
        自然の美しさを保ちます

 川の流れにはさまざまな働きがあります。川に棲む魚や流域の生き物を大切にする美しい川は、人々の心に安らぎと潤いを与えてくれます。
 また、既得用水等の安定取水、観光、漁業、地下水の維持、塩害の防止、流水の清潔の保持等、河川が本来持っているこれらの機能を正常に保つため、渇水時等にダムから流水補給を行います。
 木戸ダムは、このように川が本来もっている、自然の美しさを大切にしてくれるのです。

木戸ダムの役割3

 

damu_ph18.gif 学校のプールではしゃぐ子供達。
 安定した水の供給が無ければ・・・・

■水道用水を確保します

 広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町の水道は、現在、河川の表流水や地下水を利用して、生活用水として供給されています。しかし、これらの町では人口の増加、生活水準の高度化にともない水道用水に対する需要は増加の一途をたどっています。
 この増大する水需要をまかなうのも木戸ダムの役割りなのです。  

 

上水供給量(日最大受水量)

広野町

2,000m3/日

大熊町

2,100m3/日

楢葉町

4,000m3/日

双葉町

2,500m3/日

富岡町

9,400m3/日

 

 

総 計 20,000m3/日

木戸ダムの役割4

 





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広野火力発電所

■発展する地域産業に
         必要な水を供給します

  双葉地方は、日本有数の電源地帯に数えられ、原子力第1、第2発電所、火力発電所で年間1350万KWの電力を首都圏に供給しております。
(H14.3月現在)
 これらの町では、工業団地の造成にも力をいれており、広野工業団地、楢葉南工業団地、富岡工業団地、大熊工業団地、双葉工業団地などがあり、多くの工場がすでに操業をしています。
 このように工業用水需要の増加は必至であり、木戸ダムに対する期待はますます大きくなります。  

 

        工業用水供給量

広野工業団地

3,399m3/日

楢葉南工業団地

3,399m3/日

富岡工業団地

1,634m3/日

大熊東工業団地

2,302m3/日

大熊西工業団地

   533m3/日

双葉工業団地

1,633m3/日

広野火力発電所

14,600m3/日

福島第二原子力発電所

2,500m3/日

総 計 30,000m3/日

 

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