裏磐梯三湖は、福島県のほぼ中央に位置する猪苗代湖の北部に位置し、磐梯山の噴火(明治21年)により長瀬川が堰き止められ、現在の桧原、小野川、秋元の三湖及び多数の沼(五色沼等)が出現したものであり、その流域面積は250.2km2あります。 裏磐梯三湖の治水管理は、大正12年以降、東京電力(株)の発電運用に伴う水位調節に委ねていましたが、平成元年8月の豪雨により水利使用規則で定めた放流量を大幅に超える放流が発生し、下流に甚大な被害をもたらしました。 これらのことを背景に、県は裏磐梯三湖に治水容量を確保し、治水管理を河川管理者が行うこととして、平成9年より関連整備事業に着手し、洪水調節と発電(東京電力(株))を目的として平成11年3月に完成しました。
檜原湖
目 的
ダム形式
重力式コンクリートダム
集水面積
103.0km2
湛水面積
12.34km2
ダム高
3.4m
総貯水容量
127,590千立方メートル
小野川湖
フィルダム
142.4km2 (間接103.0km2含む)
2.31km2
4.9m
13,640千立方メートル
秋元湖
重力式コンクリート フィル部 複合ダム
250.2km2 (間接142.4km2含む)
4.16km2
7.14m(コンクリート部) 10.60m(フィル部)
37,924千立方メートル
連絡先:猪苗代土木事務所 業務グループ 〒969-3121 耶麻郡猪苗代町字梨木西70 TEL0242-62-3102 FAX0242-72-1471
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