陽性と診断された方の療養のご案内
1 自宅療養期間
(1)有症状患者
症状が出た日の翌日から7日間が経過し、かつ、症状軽快後24時間経過した場合は、発症日を0日目とし8日目から解除が可能になります(10日間は注意が必要)。
※症状軽快とは、解熱剤を使用せずに解熱しており、呼吸器症状が改善傾向である場合です。
(2)無症状患者
検体を採取した日を0日目として7日経過した場合には、8日目に解除が可能になります。また、5日目に検査キットによる検査で陰性を確認した場合には6日目に解除が可能になります(7日間は注意が必要)。この場合の検査キットは、職場やご自身で用意したもので対応してください(検査キット配布センターや医療機関では対応できません)。
途中で症状が出現した場合は、症状出現日の翌日から7日間になります。
(3)解除にあたり特に注意していただきたいこと
有症状の方は10日間、無症状の方は7日間が経過するまでは、感染リスクが残りますので、その期間は感染予防行動の徹底をお願いいたします。
・検温など自身による健康状態の確認
・高齢者等ハイリスク者との接触、ハイリスク施設への不要不急の訪問
・感染リスクの高い場所の利用や会食等を避けること
・マスクを着用することなど
2 自宅療養中の過ごし方
決められた療養期間中は、外出せず、人との接触を控えていただきますようお願いいたします。
なお、詳細は福島県ホームページ「自宅療養される方へ」やパンフレット(自宅療養をされる皆様へ) もあわせてご覧ください。
(1)療養中の注意事項
・新型コロナウイルス感染症の症状としては、発熱・のどの痛み・鼻水・咳・全身のだるさなどが現れますが、そのほとんどが2~4日で軽くなります。
・高熱となる場合もありますが、お手元の解熱剤(市販薬を含む)などを服用し、安静にして様子をみてください。
・症状に不安のある方は「福島県フォローアップセンター 0120-897-089」までご相談ください。
・今後、医療機関を受診する必要がある場合は、「福島県陽性者登録センター」で陽性者登録されていることをお伝えください。
・体調悪化等の相談以外の方は、まず、新型コロナウイルス感染症関連情報ポータルサイトで内容を確認いただきますよう御協力をお願いいたします。
※同居者は濃厚接触者にあたります。同居者が医療機関を受診する必要がある場合には、事前に連絡をした上で、医療機関に濃厚接触者であることをお伝えください。
※無症状や軽症の方で、以下に該当する方の療養先として、宿泊療養施設を運営しております。
・同居家族に高齢者などのハイリスク者がいて家庭内での感染を防ぎたい方
・出張中や旅行中で自宅に戻ることができない方
・学生寮や社員寮などの寮に住んでいる方 など
宿泊療養を希望する方は、こちらのページをご確認の上、「宿泊療養申込フォーム」から申請してください。
(2)療養期間中の外出自粛の特例
無症状の場合又は有症状の場合で症状軽快から 24 時間経過後には、外出時や人と接する際は短時間とすることや、移動時は公共交通機関を使わないこと、外出時や人と接する際には必ずマスクを着用するなど、感染予防行動を徹底することを前提に、食料品等の買い出しなど必要最小限の外出を行うことは差し支えありません。
※症状軽快とは、解熱剤を使用せずに、解熱しており、呼吸器症状が改善傾向である場合です。
3.療養に関する証明書について
・療養に関する証明書の発行は行いません。詳細は こちら
・保険請求に必要な書類については、すでにお持ちの書類などで請求が可能な場合もありますので、自身が加入する保険会社に確認してください。
(陽性者登録センターからの登録完了メールでも代替書類として認められることもあります)
・保健所や医療機関でも証明書は発行しておりません。国から各種団体等へ対して、従業員又は生徒等に対し療養を開始する際や職場復帰の際に証明書等を求めないように通知がなされています。
4.食材等
・自宅療養の期間中は外出を控えていただくため、自宅で食糧品等の備蓄品がなく、親族や友人等による支援も受けられない方で必要な方のみ、食材等をお届けしています。該当する方は、申請フォームより申請してください。
・買い物ができる同居者や知人がいる方、ネットスーパーや民間の配食サービス等で調達ができる方は、可能な限りそちらの手段をご活用いただきますよう、ご協力をお願いします。
5.大雨等による災害の危険性がある場合の対応について
自宅療養中に大雨等の危険が近づいている場合、下記を参考に落ち着いて行動してください。
・万が一に備えて、あらかじめハザードマップで自宅の状況を確認してください。
・ハザードマップについては、下記の福島県ホームページ「ふくしまぼうさいウェブ」からお住まいの市町村のページをご覧ください。
・ハザードマップ上で水害等の区域内に入っていて、かつ水害等が起きそうな場合はお近くの保健所へご相談ください。
・親戚や知人などのお宅で、個室などにより感染対策がとれる場合は、避難先としてご検討ください。なお、やむを得ず一時的に市町村が開設する避難所へ避難する場合には、避難所に事前に連絡するか受付で陽性者であることをお伝えください。
・テレビ、ラジオ、インターネット等を活用して最新の情報を収集しつつ、早めの行動をお願いします。
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