1 バイオマスとは
 バイオマスの利活用方法

バイオマスは、電気や熱、自動車燃料などのエネルギーとして、また、たい肥や飼料などの製品として、さまざまな形で利用することができます。
 なお、バイオマスを総合的に利活用するためには、バイオマスの「カスケード利用」という視点が大切です。    
(※)「カスケード利用」って何?
 資源を1回だけの使いきりにするのではなく、多段階(カスケード)に活用することです。
 使って性質が変わった資源や、使う際に出る廃棄物を別の用途に使用し、その使用の後もさらに別の用途に使用するという段階的な利活用を行うことが大切です。

バイオマスのたい肥化、エネルギー利用のイラストを掲載しています。
生ごみや家畜排せつ物等のバイオマスは、たい肥となり、農作物の生産に利用されます。
また、メタン発酵によりメタンガスに変えられ、燃料として電力や熱などのエネルギーとして利用されます。
(※)メタン発酵とは?
 有機物を種々の微生物の作用により嫌気性条件下でメタンに変換するプロセスです。

バイオマスプラスチックの利用についてのイラストを掲載しています
トウモロコシなどのでんぷんや食品廃棄物等のバイオマスによって作られるプラスチック製品のことを「バイオマスプラスチック」と呼んでいます。バイオマスプラスチックは微生物によって容易に分解されます。
 このため、バイオマスプラスチックを生ごみとともにたい肥化し、作られたたい肥を農作物の生産に利用することが出来、排出される生ごみ等をバイオマスプラスチックの原料として利用することもできます。

木質バイオマス利用のイラストを掲載しています。
製材工場等端材や林地残材は、使いやすい状態に破砕(チップ化)し、ペレットストーブやボイラー、発電用の燃料等として利用されます。
また、木造住宅等解体材はボードの原料や発電用の燃料等として利用されます。
(※)ペレットストーブとは?
 木質ペレットという固形燃料を利用したストーブです。
 木質ペレットは、おが() や樹皮を加熱・加圧し、樹木に含まれるリグニンという成分を固着材として成型固化したものです。

菜の花プロジェクトによる資源循環サイクルのイラストを掲載しています。
  菜の花エコ・プロジェクトによる資源循環サイクルでは、なたねから作られた油を食品として利用し、その廃油をBDF化してディーゼルエンジンで稼働する農耕車等の燃料や石けん(せっけん)として利用するとともに、搾油の際の油かすをたい肥や飼料にするなど幅広くリサイクルの輪を作る取組みを行ってます(おこなってます)
(※)BDF(バイオディーゼル燃料)とは?
 植物油や廃食用油をエステル化して得られる液体燃料で、軽油の代替えとなる燃料です。植物油をそのままディーゼルエンジンの燃料として利用するにはエンジンの改良が必要となりますが、エステル化することにより既存のディーゼルエンジンを改良することなく利用することが可能となります

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