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3月上旬情報(平成21年03月31日更新)

相馬双葉地区
コウナゴ会議 
 2/22に新地、原釜、磯部の三支所コウナゴ操業委員会が開かれ、2/19に原釜支所青壮年部が行った試験曳きの結果から、まだ、魚体が小さいと判断し、解禁日を3/10とすることを確認しました。2/23には、相双コウナゴ・メロード協議会、8支所コウナゴ操業委員会が開かれ、三支所からは3/9までの自主規制を提案しましたが、鹿島以南の支所からは例年どおり3/1からの操業開始が要望され、コウナゴ操業期間は3/1〜5/31と決まりました。

相馬原釜 −小型船漁模様− 
 好調だったマガレイの漁もとうとう下火になりました。3〜4日網を漬けておいてようやくまともな漁になるそうです。漁がないためか、日によっては小さい魚でもキロ500円になるほど値段が高くなっています。
 −底曳漁− 
 ズワイガニが好漁です。茨城県沖組全船と自県沖船10隻ほどが水揚げしています。特にIG海域ではひと網で定量を超えることも多いようです。また、今年はズワイとケガニ、ベニズワイの漁場が近いようで、カニのセリ場はいつになく賑わっています。ズワイの値段はメスがキロ900〜600円、オスは1,000円を超えるものはほんのわずかで、ほとんど500円前後です。

「セイゴ」2/27原釜
 県沖の灘の底曳船の水揚げに見られます。満1才の魚でしょうか?
昨年の秋頃に見られたのと同じようなサイズです。大量発生のようです。


「ミズタラ(マダラ小型魚)」2/27原釜
 昨年はあまり見られませんでしたが、今年はまとまって水揚げされ始めました。来年の箱タラ(十数尾入り)に期待が持てます。


セイゴ(左)、ミズタラ(右)

請 戸−漁模様−
 この時期になってもマガレイが多く水揚げされています。漁業者も「普通ならそろそろ終わりのはずなのに」と口を揃えますが、25cm程度のメスが700円/kgと値段もまずまずです。シラウオは船曳網で3ヶ統が着業していて3,000円/kgとやや単価が上昇傾向です。

鹿 島−漁模様−
 請戸同様、マガレイやマコガレイが中心に水揚げされています。シラウオは8ヶ統が操業していますが、単価が3,300円/kgで、数量は船によって差が出ています。

−ホテイウオ−
 請戸でホテイウオが水揚げされました。請戸の刺網でもごく希に水揚げされるようで、数年前にもかなり大型の個体が水揚げされたそうですが、今回のは30cm弱でやや小さなものでした。


−ヨロイメバル?−
 同じく請戸で水揚げされました。調べたところ、特徴的な体色からヨロイメバルではないかと思われました。仲買さん達も魚種が分からなかったようで「ムラソイの子供でねえか」と言っていました。 

いわき地区
久之浜−底曳網−
 2月14日から海が荒れ、1週間ほど漁がありませんでした。19日には海が回復し小底・沖底の全船が入港しましたが、半月前まで好調であったソゲは激減し、代わりに水タラやアカガレイが目立つようになりました。単価は水タラ@290〜、アカガレイ@630〜で両種で7〜8万円の水揚げとなっています。



 −シラウオ曳き−
コウナゴは3/1から開始の予定で、それまで5隻がシラウオで粘っています。漁獲量は相変わらず10kg程度で、単価も2,100円と極めて低調です。コウナゴ漁が待ち遠しい限りです。

四倉−底曳網−
 久之浜と同様にヒラメソゲ、マガレイが減り、アカガレイ、マダラ、水タラ中心の水揚げになっています。単価は久之浜とほぼ同様ですが、数量は150〜200kgで10万円弱の水揚げです。
 −シラウオ−
 2月中旬からサヨリが不調のため数隻がシラウオ船曳き網を行っています。水揚げは10kg未満で、単価も2,000円ほどでほんの数万円の水揚げです。

沼之内−沖合底曳網好調継続−
 漁獲物はアカガレイ、メヒカリ、キチジなどの沖物のほか、大型のマコ、イシガレイ、ホシガレイが見られます。水揚げ数量で400〜500kgになっています。
 
小 浜 −テレビ取材(2月19日)−
 テレビユー福島の「なすびが行く」の撮影が小浜でありました。内容は直売所「ふらっと」の紹介や、昔の漁具の紹介等です。漁業者は事前にテレビ局から頼まれて、タコ用の仕掛けや手製の水中メガネなど年季の入った道具を押し入れから出してきたそうです。テレビ局からの注文にも、ナチュラルな演技で対応していました。放送は3月28日(土)の17:00〜17:25です。



勿 来 −漁模様−
 船曳網はカタクチイワシ漁が続いています。18日は20〜80カゴ/隻の水揚げで、単価は加工用の細かいものが35円/kg、冷凍用の大きいものが26円/kgでした。23日の週からクラゲが大量に混入するようになり、イワシをカゴに入れる際に除いています。水試に持ち込んだところ、「キタミズクラゲ」と分かりました。主に北海道に分布し、岩手県では定置網に混入し支障をきたしているとのこと。親潮の南下に伴い来遊したのではとのことでした。
 小型底曳網では、ヒラメが、30〜50kg/隻程度と減っており、単価は活魚で1,200〜2,300円/kg、鮮魚が440〜1,700円/kg程度です。量が減った分、ソゲの単価が高くなっています。アンコウは大型個体が増え、アンコウだけで5万円程度の水揚げになる船もあります。


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