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9月下旬情報(平成20年10月6日更新) |
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| 相馬双葉地区 | |||||||
| 新地 −漁模様− カレイさし網は不漁になりました。モヤシ(大型プランクトンで網を汚損する)がなくなってきたのに合わせるように、カレイ類が掛からなくなり、磯の中のヒラメが頼りのようです。地元船ばかりでなく、宮城県磯浜船の水揚げも少なくなり、短時間でセリが終わってしまいます。ひとシケ来て、魚が動くのを期待している状態です。 流し網ではサワラが続いており、1日100本以上掛かる日もありました。ただし、漁場が狭くて当たりはずれが大きいので、沖で釣れ始めたメジマグロ(クロマグロ幼魚)を狙おうか、と話す漁業者もいました。 シラス漁は14隻が着業し、平均20カゴ前後を水揚げしています。平均単価はキロ300円台後半で、1隻10〜20万円です。漁場は遠くないので、まずまずのようです。 相馬原釜 −底曳漁模様− 主力のマガレイはサイズも量も充分ですが、航海毎に値段が下がり、7航海目の9/12には高値がキロ300円を切りました。16〜17pの小型魚は1カゴ100円、50円という状況です。水揚金額はマガレイ主体で30〜50万円、タコやナメタ、ケガニ主体で50〜60万円と、油代を考えるとどちらも厳しい数字です。早くもキンキやタラを水揚げする船も出始めました。 −小型船漁模様− さし網はカレイが不漁でヒラメ数枚とその他少々といった船が目立ちます。砂地に魚がおらず、磯の中に網を入れてなんとか数万円という漁です。さらにひどいのはカレイはえ縄で、一鉢250本の針に付けた餌がそっくり揚がってくるほどの不漁だそうです。モヤシが薄くなってみればこの状況で、9/12は一斉休漁になりました。 サケ定置網の準備が進んでいます。一昨年の大時化で大破し、昨年は休漁したため2年ぶりの復活です。 −シラス漁− 現在35隻が着業し、平均20カゴ程度の水揚げです。平均単価はキロ300円台後半で、1隻10〜30万円になっています。漁場は、鵜ノ尾沖から大浜沖が主体のようです。漁場は広くあるものの、灘の魚は大きく、沖では小さいため、値段の良いサイズを探しながら曳く場所を変えているそうです。 磯部 −漁模様− シラス漁は10隻になりました。三浜とも若干の赤腹(食べた餌により、お腹が赤くなるもの)で単価は伸び悩んでいます。平均20カゴ程度の水揚げで、1隻10〜25万円程度です。一方、ホッキは、じりじりと値が下がり、9月に入ってからの殻付きの平均単価はキロ300円を切りました。 「山間部の小学生が漁業体験」9/4,5新地〜原釜〜磯部 川俣町飯坂小学校3,4年生30名が文科省助成事業の「漁業体験」のため、新地町を通して、新地、相馬原釜、磯部を訪れました。新地では、9/4にさし網の魚外し、漁船乗船(網起こしの予定がシケで変更)を体験。翌9/5には、原釜で「日本、福島、原釜の漁業、流通」の授業、磯部でホッキ、シラスの水揚げ、セリ見学、関係する授業を行いました。非常に楽しそうに体験していました。何かひとつ、ふたつ思い出になればと願っています。 ![]() ![]() ![]() 富 熊−漁模様− さし網を操業している船は水揚げはほとんど無く、シラス船曳網の1隻とホッキ操業している2隻の水揚げしかない状態です。 請 戸−青壮年部の料理教室− 9/9に請戸小学校の6年生15名を対象にして青壮年部主催の料理教室を開催しました。メニューはホッキの刺身とアイナメ味噌バタキと目新しいものではありませんが、普段自分で包丁を握る機会の少ない部員を講師に仕立て上げての授業でした。授業が始まると生徒も講師も熱心に料理に取り組んで、何とか予定時間内に調理を終えることができました。 出来上がった料理は早速試食しましたが、子供達にもおいしいと好評でした。学校側も「なかなか体験できない貴重な授業だった」と喜んでくれたようなので、初めての取り組みにしては成功でした。 ![]() 鹿 島−漁模様− シラス狙いの船曳網で10隻程が操業しています。さし網も9月になって漁が少なくなり、一日の水揚げ金額は数万円といったところです。 |
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| いわき地区 | |||||||
| 久之浜−シラス漁豊漁− 8月中旬からシラス漁が好調です。着業は小型船12隻で、近場の熊川〜木戸川で操業しています。単価は徐々に下がり@250〜40円(平均140円)で、水揚量は1隻20〜50カゴ、水揚金額は10〜20万円ほどです。 −底曳解禁− 1日に初水揚げでした。着業船は沖合底曳網3,小型底曳網6隻で1日0時からの日帰り操業となりました。水揚げの主体はアジ(@200〜50円)、マガレイ(@700〜150円)で、単価の良いヒラメやタコ類がほとんどない状態で、水揚金額は5〜20万円/隻(平均10万円)に留まりました。なお、シラス漁が好調のため、底曳きとの兼業経営体では今しばらく船曳を続けるところもあります。 四 倉−底曳解禁− 1日の初水揚げは、小型底曳網2隻で、水揚金額は10万円/隻前後でした。前年はマガレイのまとまった水揚げがありましたが、今年は全体にまとまって獲れるものがない状況でした。水揚物は久之浜と同様で、アジ(@200〜50円)、スルメイカ(@250〜150)といったところで、底魚が少ない状況です。 −シラス漁豊漁− 8月中旬からシラス漁が好調です。着業船は8隻で四倉前が漁場となっています。9月に入って単価が更に落ちて、単価は@300〜50ほどです。全体的に水揚金額が下がってきており、1隻当たり5〜15万円ほどです。 沼之内−シラス漁豊漁− 8月中旬からシラス漁が好調です。着業船は沼之内4隻、豊間2隻で港前から合磯が漁場となっています。水揚げは30〜50カゴで、量を獲ることは簡単のようで、連日7〜8dの水揚げがあります。しかし、単価は安く、水揚金額は、10〜20万円ほどです。 −底曳解禁− 2日に初水揚げがありました。着業船は沖合底曳網1,小型底曳網2隻。水揚げは小底が、ヒラメ(@1,300〜500円)、マコガレイ(@1,000〜500円)、マガレイ(@700〜500円)が中心で、10万円/隻程度、沖底は、ミズダコ(@400円)、ノドグロ(@2,500〜600円)、メヒカリ(@1,300〜400円)を揃え60万円の水揚げになりました。 −磯根調査− 8日に豊間採鮑組合による磯根造成事業の事前調査を実施しました。これは資源保護協会の漁村研究実践活動事業(助成金事業)を活用し、沖合の未利用磯根を対象としてアワビ漁場造成の可能性を検討するものです。場所は豊間港(灯台)より約1km地点の砂地の中にある飛び磯で、水深は2mほど、海藻の状態も良く、キタムラサキウニ及びアワビが散見され、肥満度も良く、まずまずの場所でした。 小名浜−シラス漁− 小型船は9月に入り、全船シラス漁に着業しました。ほとんどの船が勿来に水揚げしています。 勿 来−漁模様− シラスは好漁が続いています。10日には30〜50カゴ/隻で、市場の端から端までカゴで埋まり、計15トンの水揚げがありました。単価は高値で260円/kgと下がっていますが、それでも良い船では20万円以上になっています。漁場は大浦で、小名前から南には漁場が出来ず、こんな年は珍しいそうです。 小型底曳網は10〜15万円/隻の水揚げが続いています。解禁直後はマトウダイ、カガミダイ、メゴチ、チダイなど安価の魚が多く、漁業者からは「量の割に稼ぎにならない」との声がありました。10日にはヒラメの水揚げがやや増えて、多い船で50kg程度でした。 |
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