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12月下旬情報(平成21年1月06日更新)

相馬双葉地区
相双刺網漁業者協議会(仮称)立ち上げへ 
 12/5に相双漁協各支所のさし網漁業代表者26名を集め、今漁期のマガレイ小型魚保護策を協議しました。出席者の合意により「全長16p未満魚の漁獲・販売禁止。カレイ網は目合3.4寸以上。H20,12〜H21,2までの3カ月実施する。」「平成19年漁期から21年漁期までの3年間の取り組みとする。」ことが決議されました。また、標記協議会を立ち上げることも合意されました。この他、「産卵後マコガレイの保護策」「小型ホシガレイ再放流」について提案がありましたが、各支所に持ち帰り、今後協議することとなりました。

新地 −漁模様− 
 シラス船曳き網漁は終漁となりました。カレイさし網は上旬まで安値が続き、ようやく量が揚がりだしたのに値段が安く、思うような水揚げになっていません。サバ網も値段が伸びないため苦戦しています。1ヵ統がシラウオ船曳網を始めました。
 −ホッキ漁− 
 着業船が2隻に増え、150s前後水揚げしています。仲買業者も増え、キロ300円前後の値が付いています。今漁期中にあと2隻増えそうです。
相馬原釜 −小型船漁模様− 
 シラス漁はほぼ終漁となり、つなぎで続けている数隻を残してサバさし網、カレイさし網を中心に転業しました。カレイ網は量が上がりだした上旬に値段が下がり、キロ当たりの高値でヒラメ1,600円、イシ、マコ400円と安値でしたが、12/15にはヒラメ2,500円、イシ、マコ1,200円まで戻しました。ただし、量はまだまだもの足りません。シラウオ船曳き網漁には解禁とともに2ヵ統が着業しています。シラスが大量に混じるため、海水でシラスを流したあと、混じりものを選別しています(右写真)。量はまずまずのようですが、手間と時間が掛かっています。



 −サバさし網漁− 
 シラス漁からの転業でピークには22隻が着業していました。午後出港して朝イチのセリに出す”宵網”に6〜8隻、夜中に出港して昼前のセリに出す”明け網”に14〜16隻が着業しています。値段は徐々に下がり、水揚げが減ったのをきっかけに、量が期待できるカレイ網に転業する船が出てきました。今年のサバ網にはセイゴが大量に掛かり、水揚げの半分になることもあります。



 
 −底曳網漁− 
 今まで思わしくなかったヤナギダコが大量に揚がりだしました。漁場は県境北辺りの水深130〜150ヒロで、予想外の大漁だったそうです。ただし、キロ370円程度に高止まりしていた単価がこのところ250円程度まで下がりました。魚の値段は全体的に低調で、景気低迷が大きく影響しているようです。期待しているマダラはなかなかまとまった量になりません。良い船で、2〜6尾入りのサイズを主体に20〜30箱の水揚げです。箱詰めは大型のスルメイカ、徐々に成長してきた小型のヤリイカが主体です(下写真)。
 12/15にズワイガニが初水揚げされました。♂の高値はキロ3,600円でした。上旬に試し曳きをして好感触を得たという情報もあります。




磯部 −シラス漁− 
 12/4には6隻が着業していましたが、5隻は中旬に見切りを付け、いまだ1隻ががんばっています。
 −ホッキ漁− 
 12/1から値を下げました。青森県のホッキ漁が解禁となったためと思われます。


「クサウオ」12/1原釜

 こちらは季節の風物詩です。先日、新鮮な刺身を食べました。独特の食感です。漁業者にも良く勧められますが、鮮度が命だそうです。産地で食べるべき魚ということでしょうか。



「甘エビ(ホッコクアカエビ)」12/11原釜
 沖操業の底曳船が5隻が小さめのキチジなどと一緒に水揚げしました。この日は1隻当たり100s以上あり、これだけまとまっているのを見たのは、相馬に来て初めて。キロ339〜131円でした。



請 戸−漁模様−
 刺網ではカレイ、ヒラメ類が中心ですが、単価は安値傾向で、ヒラメは1,500円/kg程度で取り引きされています。タコ類もシケの後に数量が減ってしまいました。アンコウが増えてきましたが小型のものが多いようです。船によってはシラスが途切れた後にカゴやサバ網など漁法をいろいろ変えながら操業しています。
「ブリ 9.2kg、850円/kg 」12/4 請戸
請戸でブリが水揚げされるのは珍しいことです。
「シマフグ」請戸
 漁業者も初めてたというフグで、図鑑で調べたところ特徴的な模様からシマフグでした。
 

いわき地区
久之浜−マダコ一時豊漁−
 5、6日にマダコの大量水揚げが見られました。渡りマダコの群れに当たったらしく、1隻の水揚げは300〜500kgほどで、単価も@600と高いことから30万円/日を越す漁となった船もありました。このタコですが、噂では1日平均10km程移動するとのことで、翌日からは普段の漁(2〜3万円/隻)に戻ってしまいました。年明けまでに次の群れがくることを期待しています。
 −底曳きの魚価安深刻−
 底曳船の漁獲物が一段と値下がりしています。ヒラメは相変わらず大量に水揚げされ、単価は高値で@900円ほど、ソゲは@100円程になってしまいました。その他のカレイ類も軒並み下落しています。

四倉−ホッキ漁−
 12月になってからホッキの値段が一段と下がったため、数日おきの操業になっています。小型の3、4号が減少したため、特、1,2号が水揚げの5割強を占めています。単価は特大が@280円、1号@250円、2号@220円で1dほどの漁獲で30万円となっています。

沼之内−サケさし網漁終了−
 今期のサケ漁は48d、860万円の水揚げで終了となりました。(対前年:数量150%、金額220%)豊漁を受け着業者も前年の2経営体から7経営体へ増えました。シラスやイワシが少なかったこともあり、このサケに助けられた状況です。12月上旬からはタコかごを始めていますが、まだ、久之浜のような群れには当たっていないようです。

中央台北小学校−ホッキむき教出前講座−
 12月12日にいわき市中央台北小学校で今年9回目のホッキむき教室を実施しました。対象は5年生3クラスで90名でした。今回はホッキむきとホッキご飯を作るメニューでした。



小名浜−カニ・アンコウ祭り(7日)− 
 第5回を迎えたこのイベントに今年も小名浜漁協女性部が出店し、「カニ(ヒラツメ)汁」を200円で販売しました。カニ汁の前に長蛇の列が出来、用意した1,000食が完売しました。この日はジャノメ食堂もアクアマリンに出店しましたが、こちらも完売になりました。

小 浜−直売所(ふらっと)の出張販売−
 直売所では、毎月第1、第3水曜日の夕方、いわき市植田町内で開催されている「街なか市」に出店し、干物や総菜(イワシの甘露煮等)を販売しています。他の販売店は野菜が多いので、魚介類の販売は目を引き、試食もあることから、多くの人で賑わっています。この市には6月から参加しており、固定客もでき、好評のようです。



勿 来−漁模様− 
 船曳船はセグロイワシ漁を行っています。11日は1週間振りの漁となりましたが、30〜40カゴ/隻程度と少なめで単価も20円/kgと下がっています。
 タラ延縄は150〜300kg/隻の水揚げで、単価は290〜1,390円/kg。相変わらず水揚げは少なく、例年より早くタラ縄を切り上げようかとの話も聞こえます。



 小型底曳網ではヒラメの単価が大きく下がり、3日は活魚の高値が1,600円/kg、鮮魚の一番安いものは20円/kgでした。11日はやや持ち直し活魚の高値が2,000円/kg、鮮魚は130〜900円/kgでした。量は80〜130kg/隻とまずまずですが、単価安のためヒラメによる水揚げは10万円程度です。


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