どんな魚なの?(福島県水産種苗研究所)

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どんな魚なの?
画像をクリックすると説明が見られます。
ホシガレイ イシガレイ
カレイ類(ホシガレイ) カレイ類(イシガレイ)
ヒラメ アサリ
ヒラメ アサリ
シライトマキバイ アユ
シライトマキバイ アユ
モクズガニ 準備中
モクズガニ イカナゴ


カレイ類 
どんな魚なの?
カレイ類には、マガレイ、イシガレイ、マコガレイなど数多くの種類がいます。
どのくらいとれるの?
近年の県内水揚げは、カレイ類全体で、数量が2〜3千トン、金額が10〜30億円です。
数量ではマガレイ、ババガレイ(ナメタ)、アカガレイの順。 金額ではマガレイ、ババガレイ、マコガレイ・イシガレイの順です。
当研究所で種苗生産研究をしているホシガレイは、毎年2トン程度の水揚げ(県内主要市場合計)です。
いつとれるの?
県内では、周年とれます。
特に12月〜1月には、マコガレイ、イシガレイが多く水揚げされています。
どこでとれるの?
県沿岸、沖合でとれます。
どのようにしてとるの?
県では、さし網、底びき網、はえなわでとります。
どうやって食べるの?
刺身、煮付け、焼き物、からあげ等で食べます。干し物に加工されます。
エピソード
ホシガレイは干したカレイではありません。ヒレに星の模様があります。
水揚げが少ないため、まぼろしのカレイともいわれています。
また、刺身で食べるとおいしいことから、 飛び抜けて高値で取り引きされます。
県では、現在放流調査中です。


ヒラメ 
どんな魚なの?
平たい形をし、眼が2つとも体の左側にあります。
どのくらいとれるの?
近年の県内水揚げ量は、数量が3百〜5百トンで、金額が5〜10億円です。
いつとれるの?
県内では、周年とれます。特に5〜6、10〜12月の水揚げが多いです。
どこでとれるの?
県沿岸全域でとれます。
どのようにしてとるの?
県では、底びき網、さし網、はえなわ、一本釣りでとります。
どうやって食べるの?
主に刺身やお寿司でたべます。そのため、生きたまま流通する活魚も多いです。
時として煮付けでも食べます。
周りのひれ(背びれ、しりびれ)のつけねの部分は脂がのっており、「えんがわ」と呼ばれ珍重されています。
エピソード
県内では、平成5年度から30cm未満の小型魚は獲らないことを取り決め、ヒラメ資源の管理を実施中です。
県内の漁業者が事業主体となって、 平成8年度から平均10cmの稚魚を100万尾放流しています。
ヒラメとカレイは、「左ヒラメの右カレイ」といわれるように、眼がついている位置で見分けられますが、例外もあります。


アサリ 
どんな貝なの?
色や模様が変化に富んでいます。殻長4cm程度の二枚貝です。
どのくらいとれるの?
近年の県内水揚げは、数量が100〜170トンで、金額が4千〜7千万円です。
いつとれるの?
県内では、5月〜12月(おいしいのは5月〜6月)にとれます。
どこでとれるの?
県内では、相馬市・松川浦で主にとれます。
どのようにしてとるの?
県内では、アサリマンガという漁具でとります。松川浦では潮干狩りが有名です。
どうやって食べるの?
汁物、蒸し物、炒め物、炊き込みご飯などで食べます。酒蒸しにしてもおいしいです。
エピソード
海水をエラでこして植物プランクトンを食べます。
そのため、海水をきれいにする働きをしており、環境浄化に役立っています。


シライトマキバイ 
どんな貝なの?
通称マキツブと呼ばれる殻高9cmの深海性(50〜500m)の大型巻き貝です。
鹿島灘以北から北海道まで分布します。
雌雄異体で、オスは生殖器をもち交尾します。
どのくらいとれるの?
近年の県内水揚げ(推定)は、数量が3百〜8百トンで、金額が9千万〜2億円です。
近年、水揚げ量は減少傾向にあります。
いつとれるの?
県では、ほぼ周年とれます。
どこでとれるの?
県では沖合(水深150〜500m域)でとれます。
どのようにしてとるの?
県では、沖合底びき網、かごでとります。
どうやって食べるの?
煮物、焼き物で食べます。
エピソード
日本中で食べられているツブと呼ばれる巻き貝は10種以上います。


ア ユ 
どんな魚なの?
全長 10〜30cmになります。
秋に成熟した親は河川で産卵します。
ふ化した仔魚は、流れに乗って海または湖に流下し、プランクトンを食べて成長します。
翌年の春に数cmになって、春から初夏に河川に遡上し、成長、成熟します。
どのくらいとれるの?
近年の県内漁獲量は160〜190トンです。
いつとれるの?
県内では、初夏〜秋にとれます。
どこでとれるの?
県内河川でとれます。
どのようにしてとるの?
県内では、友釣り、やな、投網。
どうやって食べるの?
塩焼き、塩から(「うるか」)で食べます。
エピソード
名前の由来は、落ちる(川を降りる)という意味の古語「あゆる」から付いたといわれています。
近年は、冷水病やカワウの食害が大きな問題となっています。


モクズガニ 
どんなカニなの?
幼生期は海でプランクトン生活を送ります。
稚ガニになると河口から次第に川をさかのぼります。中流域くらいまで遡って親になります。
産卵期が近づくと川を下り、海の近くで卵を産みます。
(河口域は水産資源保護法により、全ての水産生物を採捕してはいけません。)
どのくらいとれるの?
県内では、市場(いちば)に出荷されないで自宅で食べられるため、正確な数値はありません。
いつとれるの?
産卵期は春や秋といわれています。
どこでとれるの?
河川でとれます。
産卵のため川を下ってきた時に下流域でよく獲れます。
どのようにしてとるの?
カニ篭(県の許可が必要)や餌付けでとります。
どうやって食べるの?
揚げ物、炒め物で食べます。
(肺吸虫が感染する恐れがありますので、完全に加熱して下さい。)
福島県浜通りの郷土料理に「がにまき」というモクズガニのスープがあります。
エピソード
美味で知られる「上海ガニ」(チュウゴクモクズガニ)の近縁です。
名前の由来は、ハサミに生える軟毛が藻屑(モクズ)のように見えるためといわれています。


イカナゴ 
どんな魚なの?
正式な名前はイカナゴです。
小さいうちは(10cm位まで)コウナゴ、大きいものはメロウドと呼ばれます。
コウナゴは3〜5cmの細長く尖った半透明の魚です。軽く乾燥させて食べるソフト干しが代表格です。
メロウドは大きいもので25cmに達するものもあります。ほとんどが養殖の餌に利用されます。
水温が19度を超えると、海底の砂の中にもぐって夏眠します。
どのくらいとれるの?
近年の県内水揚げは、コウナゴでは数量が1千〜7千トンで、金額が4億〜15億円です。
メロウドでは数量が4千〜8千トンで、金額が2億〜3億円です。
いつとれるの?
コウナゴは3月から5月頃(福島県の春を告げる漁となっている)にとれます。
メロウドは4月から6月にとれます。
どこでとれるの?
福島県沿岸全域でとれますが、相双地方で多くとれます。
どのようにしてとるの?
船びき網でとれます。
コウナゴをとる場合は網目を細かくします。
どうやって食べるの?
煮干し、佃煮、生のまま酢醤油、かき揚げで食べます。
エピソード
イカナゴの名称の由来は、カマスの子のようにも思えるが「いかなるこ」か?
「いかなるこ」か?→イカナゴといわれています。

   ※ 県内水揚げ数量・金額は、「福島県海面漁業漁獲高統計」による。


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