マダコ食害による水揚げアワビの小型化

藤田恒雄

1.2002年には福島県沿岸でマダコの生息量が非常に多く、翌2003年にはアワビ資源量の減少による水揚げアワビの小型化がみられた。

2.海岸に打ち上がったアワビ貝殻の観察結果から、2002年から2003年に斃死したアワビの斃死原因の主体はマダコ食害によるものと推察された。

3.海岸に打ち上がったアワビ貝殻の人工種苗貝と天然貝のマダコ穿孔痕率の違いから、人工種苗貝の方が天然貝よりマダコ食害に遭いやすいことが再確認された。

4.今後、アワビ資源動向を考察する上で沿岸でのマダコ生息量を何らかの形でモニターする必要がある。

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