| 底魚情報−11 |
| 「平成17年1月〜8月の底びき調査結果」 |
| 平成17年8月26日 |
| 平成17年1〜8月に実施した「いわき丸」の底びき調査結果から、主要底魚類7種の新規加入状況について、H12年からの調査データも含めて以下に示します。 1 調査海域 |
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| 2.主要底魚類の加入状況 *( )内は調査対象サイズ、年齢 | |
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| (1)ヤナギムシガレイ(全長10〜15cm、1.0〜1.5歳) これから漁獲加入する「H16年生まれ」は、「H14、15年生まれ」並で、最近の加入水準は安定しているものと推測されます。しかし、平成8〜12年に漁獲量を急激に増加させた「H6〜9年生まれ」に比べれば低レベルです。 |
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| (2)ミギガレイ(ニクモチ:全長10〜15cm、1.0〜1.5歳) これから漁獲加入する「H16年生まれ」は、「H15年生まれ」よりは少ないのですが、「H13、14年生まれ」並で、極端に少ない年級ではありません。したがって、最近の加入水準は安定しているものと推測されます。 |
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| (3)ババガレイ(ナメタ:全長10〜20cm、1.0〜1.99歳) ナメタの幼魚は当調査では採集尾数が少ないのですが、この9月から漁獲加入する「H16年生まれ」は、全く採集されませんでした。「H13年生まれ」以降、後続群の加入水準は低いものと推測されます。 |
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| (4)マガレイ(全長10cm前後、0.5〜1.0歳) これから漁獲加入する「H16年生まれ」は、H15、16年の漁獲量増加に寄与した「H14年生まれ」と同程度と推測されます。しかし、前漁期に加入した「H15年生まれ」が少なかったので、今後の漁獲動向に注視したいと思います。 |
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| (5)メヒカリ(全長8〜10cm) これから漁獲加入する「H17年来遊群」の加入水準は、「H15、16年来遊群」に比べれば高いものの、「H14年来遊群」に比べると低レベルとなっています。 水温的にも低め基調が継続したため(H16年11月〜H17年7月の平年偏差平均値は−1.7℃)、H17漁期の漁獲量は平年より下回るものと推測されます。 |
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| (6)マダラ(全長10cm前後:0.5歳、全長30cm前後:1.5歳) 「H14年生まれ」が多く、H15、16年の漁獲を支えました。これから本格加入する「H16年生まれ」はH17年8月段階では1.5歳時の確認ができていませんが、0.5歳時の分布量は「H14年生まれ」並と高い水準でした。しかし、「H15年生まれ」が少なかったので、今後の漁獲動向を注視したいと思います。 |
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| (7)ヤナギダコ(相双でアマダコ、いわきでミズダコ:体重0.1kg未満、) H14年から漁獲量が急増し、単価もアップして金額的に本県底びき網漁業のトップに位置しましたが、生態的に未解明な部分が多い生物です。これから本格加入すると推測される「H16年調査」の小型群(0.1kg未満)や「H17年調査」の0.1〜1.0kgサイズの分布量が少なかったことから、今後の漁獲動向が気になります。 |
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| *以上の分布量推定には、36°50′N〜37°10′Nの面積を使用し、採集効率は1とした。 | |
| (8)その他トピック 上記7種のトータル的な資源水準と、この9月から漁獲加入する新規加入群の水準を整理して下表に示します。 |
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| (9)その他トピック ・キアンコウ小型魚(全長7〜12cm)が、H12、13年以来久しぶりに多く採集されました。 ・スルメイカ小型(外套長10〜15cm)、スケトウダラ0歳(全長10cm前後)、ヒレグロ小型魚(地 方名:クマヤナギ、全長8〜15cm)がH12年の調査開始以降、最高の採集量となっています。 ・福島県沖100m深水温は、H14年夏季以降「低め基調」で推移していますが、この8月は低め基 調ながらも「平年並」に回復しました。 |
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これらについて、ご意見、疑問点等ありましたら水産試験場 水産資源部(0246-54-3153)までご連絡願います。
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