福島県におけるホシガレイ漁獲実態

平成21年9月

本県におけるホシガレイ漁業実態の推移について以下に示します。

福島県におけるホシガレイ漁獲尾数および混入率の推移

福島県におけるホシガレイ漁獲量および漁獲金額

 平成13年以降、安定して数万尾規模の放流試験を継続した結果、放流魚の採捕尾数は安定して高位にあります。
 一方、天然魚の漁獲尾数は減少傾向にありますが、平成16年級群の加入が比較的良好であったことなどから、近年ではやや回復基調にあります。また、平成20年には、松川浦で十数年ぶりに天然稚魚が採捕されたことなどから(下図)、今後の漁獲加入が期待されます。
 混入率(漁獲尾数全体に占める放流魚の割合)は90%前後にまで上昇しましたが、近年では75%前後に低下しています(図1参照)。

 平成20年の漁獲量は3.8トン、漁獲金額は1,080万円となり、平成12年以降で最高となりました。平均単価は2,800円と、ヤナギムシガレイ、マツカワ、ヒラメ等を上回り、県内トップクラスの高級魚であることが明らかにされました。これらの結果は、放流技術開発および種苗放流の効果が着実に現れていることを示しています(図2参照)。

今後とも調査を継続し、福島県におけるホシガレイの漁獲情報について提供していきます。

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松川浦で十数年ぶりに採捕されたホシガレイ天然稚魚(全長93ミリ)