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タバコと健康
○タバコって健康に悪いの?
タバコの煙には、4,000種類もの有害物質を含んでいます。しかもその中の200種類は発ガン物質です。ニコチン、一酸化炭素、二酸化炭素、ベンツピレン、青酸ガス、鉛、ひ素、アンモニア、亜鉛、カドミウム、そして有名なダイオキシンなども入っています。1日20本のタバコを1年間吸うと約コップ1杯のタールがたまります。
○タバコを吸うとすっきりする!?
タバコを吸うとすっきりするのはニコチンのせいです。ニコチンが切れるといらいらしてきますが、ニコチン依存状態になってしまいます。この切れたニコチンが体に入るとすっきりしたような感じがしますが、実は、すっきりしたように感じているだけで、実際には、タバコを吸っていないときの方が能力を発揮できるのです。
また、ニコチンは血管を細くして血液の流れを悪くするので、タバコを吸うたびに皮膚や内臓、脳の血液が少なくなります。また血管が縮むため血圧が上がってしまいます。

○どうしてタバコはやめられないの?
ニコチンは覚せい剤と同じように中毒になります。タバコを吸っている人でも、その半分はタバコをやめたいと思っていてもなかなかやめられません。だから一度吸ってしまうと、死ぬまで吸い続けることになってしまいます。
○自分だけの責任で吸っているからいい?
タバコの煙には、有害物質が含まれていることは説明しましたが、実はタバコの煙は周りの人にも大きな影響を与えています。タバコを直接吸い込む煙を「主流煙」、タバコから立ち上る煙を「副流煙」、タバコを吸った人が吐き出す煙を「呼出煙」といいますが、実は、この副流煙は、「主流煙」よりもっと有害です。
「主流煙」を1とした場合、「副流煙」に含まれる有害物質は、ニコチン2.8倍、一酸化炭素4.7倍、アンモニアに至っては何と46倍も有害です。だから、タバコは自分だけの責任ではなくて、周りの人にも影響を及ぼしているんです。このタバコの煙による周りの人に与える影響を「受動喫煙」といっています。
○「受動喫煙」による影響は?
親が家庭でタバコを吸えば、子供が受動喫煙の影響を受けます。受動喫煙による影響としては、大人では心筋こうそく、肺ガン等、子供では、気管支炎、ぜんそく、中耳炎、乳幼児突然死症候群などです。特に妊婦による胎児への影響は、受動喫煙を避ける事ができません。そのため、低体重児や低身長児などが赤ちゃんの発育が悪くなってしまいます。
○健康増進法って何ですか?
上で述べたように、タバコの煙はタバコを吸わない人の健康にも大きな影響を及ぼす事から、平成15年の5月1日から健康増進法が施行されました。この第25条に「多くの人が利用する施設の管理者は、受動喫煙を防止するために、禁煙もしくは分煙の措置を講ずるよう努めなければならない。」と規定されました。
この多くの人が利用する施設としては、「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁、飲食店が明示されていますが、「その他の施設」として、「鉄軌道駅、バス・航空旅客ターミナル、金融機関、美術館、博物館、社会福祉施設、商店、ホテル、旅館等の宿泊施設、屋外競技場、遊技場、娯楽施設など多数の者が利用する施設」を含みます。
相双保健福祉事務所では、平成16年度に相双地域からタバコによる健康被害をなくすため、タバコの害の普及啓発、分煙推進のためのフォーラム、タバコをやめたい方に対する禁煙支援者を養成する禁煙指導者研修会を内容とした相双地域禁煙・分煙推進対策事業を実施しました。
○禁煙外来・禁煙相談を行っている診療所、禁煙サポーターのいる薬局(相双保健福祉事務所管内)
○禁煙週間(世界禁煙デー)のお知らせ
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