<相双地方振興局長賞 受賞作品>

 

  「税について」

  南相馬市立鹿島中学校 3年 梅澤 優奈

 

私は、昔から税についてよく知らずに生活を送ってきました。しかし、今回この税の作文を書くにあたって、インターネットや図書館の本を使って調べたところ、なぜ私は今で生きてきた15年間、税に関して無知で無関心だったのかと気づきました。

税について調べたところ、昔からヨーロッパの東西を問わず、税金について述べた名言や警句のたぐいは数多くあります。その多くは、税金の重さや課税の不公平について嘆いたり、皮肉を言ったりしたものです。たとえば「金もうけのうまい人には税を安くし、破産宣告寸前の人には高い税を払わせる。こういうことのできるのは、高級な政治といえる」アメリカのウィル・ロジャースという人物が残した言葉です。たしかに税金にはいつも不公平感がつきまといます。また税金というのは安ければ安いほど人々に喜ばれます。しかし、国民や住民の福祉に寄与するような社会、安全で衛生的な社会を築くためには、どうしても一定額の費用がかかります。そうした社会の恩恵を受ける国民や地域住民としては、そのための経費を分担しなくてはなりません。これが納税の義務といわれるものです。課税や徴収を行う行政側も、できるだけ不公平が生じないように、税制や税務上で、いろいろと努力がされています。しかし、税金にかかわっている法律というものは、国税通則法、所得税法、法人税法など、非常にたくさんあります。いずれの条文も、私のような素人が一度読んだだけでは理解しずらいような複雑な内容となっています。でも、これは、なにも一般納税者を惑わせるためではなく、課税や徴収をすこしでも正確に、また公平に行うため、やむをえず複雑になっているようなのです。納税義務を正しく果たし、なおかつできるだけ節税するためには、それらの税制や税務について正しく、また理解することが必要です。

なので、今回この作文を出発点として、今まで知らなかった税金について正しい知識と認識を得て、それによって、将来、納税者としての自覚が高められるように頑張って学習していきたいと思います。