双葉地方のホウレンソウ
【双葉地方のホウレンソウ】
冬でもほとんど雪が降らず、日照時間の多い浜通りでは、冬場の野菜栽培も盛んで、ホウレンソウ、シュンギク、ニラ、イチゴなど、様々な野菜が栽培されています。
双葉地方で、ホウレンソウのパイプハウスなどの施設による栽培は、昭和60年代頃から始まりました。
現在は、約3haで年5~6作の周年栽培が行われ、主にいわき市場へ出荷されていますが、JAふたばの直売所等でも販売されています。
【寒じめホウレンソウ】
平成17年度から、JAふたばが大熊町を中心に取り組んでいる「寒じめほうれんそう」は、高品質で市場からも高い評価を受けています。
昔からホウレンソウを始めとした菜っ葉類は、冬に甘くおいしくなることが知られていました。
「寒じめほうれんそう」はこのことを利用し、収穫前の一定期間を寒さにあてることにより、糖やビタミン類の含有量が多く、シュウ酸や硝酸の含有量が少なくなっています。
平成18年度には、JAふたば管内で約2haが栽培され、12月頃から市場へ出荷されるほか、JAふたばの直売所等で販売されています。
甘みやビタミンが豊富な冬の味の王様「寒じめほうれんそう」をぜひご賞味ください。
【ホウレンソウの栄養価】
ポパイのマンガなどで栄養価の高い野菜であることが知られている「ホウレンソウ」。
実際、ビタミンやミネラルを豊富に含む優れた緑黄色野菜で、特に日本人に不足しがちなビタミンB群やミネラルである鉄やカリウムを多く含んでいます。
また、「えぐ味」を感じるアクの成分であるシュウ酸や硝酸は、食味を落とすばかりでなく、腎臓結石やカルシウムの吸収阻害を起こすと言われていますが、通常食べる量の「ほうれんそう」ではこれらの害は心配なく、茹でて水にさらすことで半減します。
