宝泉寺のシダレザクラ

宝泉寺は、康和年間(1099年~1104年)に一意法師により開山されたと言われ、このシダレザクラは樹齢推定800年で、県内でもまれに見る老樹です。過去には3枝が地上まで垂れ下がり、開花時の容姿はまことに見事でしたが、現在は一枝を残すのみです。昭和56年(1981年)に県において保全工事を行い、幹の空洞等を処理しました。

宝泉寺のシダレザクラ 名称
宝泉寺のシダレザクラ
所在地

双葉郡富岡町大字本岡字王塚451

宝泉寺

樹種 シダレザクラ
樹齢(年) 800
樹高(m) 12.5
胸高周囲(m) 5.03
胸高直径(m) 2.60
天然記念物


 夜ノ森公園の桜並木

農村開発のモデルとして新しい村づくりに理想を求めた半谷清寿が明治33年(1900年)に当地に入植し、荒れ野を朝日ケ原と名付けて開拓に取り組んだ際、農場周辺に300余本の桜を植えて入植記念にしたのがこのサクラ並木の由来で、通称さくら通りと呼ばれ、4月末の「みどりの日」の頃が満開となります。富岡町はもとより、県内有数の桜の名所です。枯れたものや衰弱したものは、後継寿が植えられています。

夜ノ森の桜並木 名称
夜ノ森公園の桜並木
所在地 双葉郡富岡町夜の森北2~3丁目、南1~5丁目
樹種 ソメイヨシノ465本
樹齢(年) 60~80
樹高(m) 8.0
胸高周囲(m)
胸高直径(m) 0.75
天然記念物


 稲荷様の大カシ

約250年の樹齢から推定して、江戸時代中期の享保年間(1716年~1736年)に神木として植えられたものと考えられ、樹勢は旺盛です。

名称

稲荷様の大カシ

所在地

双葉郡富岡町大字小浜字中央

稲荷神社

樹種 シラカシ
樹齢(年) 250
樹高(m) 27.0
胸高周囲(m) 3.40
胸高直径(m) 1.30
天然記念物


 小良ケ浜のツバキ群

富岡町の太平洋に面した街道沿いに、600mあまりにわたって約130本のツバキの群落があります。ツバキはこの海岸一帯に群生していますが、このヤブツバキは、約200年前の天明年間(1781年~1789年)に当時の里人が防風林として植えたと語り継がれています。銘じ0年(1907年)の道路拡張の折、根本の基礎の石垣が除去され一時樹勢が衰えましたが、現在は回復して良好です。

小良ケ浜のツバキ群 名称

小良ケ浜のツバキ群

所在地

双葉郡富岡町大字小良ケ浜字赤坂

樹種 ヤブツバキ130本
樹齢(年) 200~300
樹高(m)
胸高周囲(m)
胸高直径(m) 0.25
天然記念物


 旧陸前浜街道の松並木

慶長19年(1614年)、幕府の命令で諸国の街道が整備されることになり、街道の両側に松を植え、一里ごとに一里塚が設けられました。このマツ並木は、正徳3年(1713年)頃に防潮林を兼ねて街道沿いに植えられたもので、木かげは旅人の憩いの場として利用されました。当時は旧陸前浜街道の全域に松が植えられていましたが、現在は富岡町に40数本が国道6号を横切る形で残っているだけです。昭和59年から松くい虫による被害が発生し、平成19年1月現在で17本が残るだけとなっています。

旧陸前浜街道の松並木 名称
旧陸前浜街道の松並木
所在地

双葉郡富岡町大字本岡字物見

樹種 アカマツ・クロマツ43本
樹齢(年) 100~250
樹高(m)
胸高周囲(m)
胸高直径(m) 1.00
天然記念物


 諏訪神社のスギ森

諏訪神社の来歴等は不詳ですが、慶安3年(1650年)の神道裁可状が残されているところから、この神社はこの頃この地に鎮座したものと思われます。神殿を囲んで80数本のスギがうっそうと茂り、神域の荘厳さを高めています。中でも「太郎スギ」「夫婦スギ」と呼ばれるスギが有名です。

諏訪神社のスギ森 名称
諏訪神社のスギ森
所在地

双葉郡富岡町大字本岡字西本町

諏訪神社

樹種 スギ80本
樹齢(年) 200~400
樹高(m)
胸高周囲(m)
胸高直径(m) 0.70
天然記念物