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 農家民宿開設に向けての先進地視察調査を開催しました!

 去る11月29日から1泊2日の日程で、農家民宿開設に向けた先進地視察調査のため、新潟県阿賀町を訪問しました。
 郡山市、須賀川市、田村市等に在住の農家民宿開設者または開設意向者、県・市関係機関職員20名の参加者とともに、研修受入先のNPOにいがた奥阿賀ネットワークの御協力の下、2日間にわたる視察調査に臨みました。

 初日は、NPOにいがた奥阿賀ネットワークにおけるこれまでの民家生活体験の取組状況や今後の農家民宿のあり方などを、同ネットワークの神田局長と山口氏から説明がありました。今回の参加者には、早々にも民宿開業に向けて準備に取りかかる意向の方もおり、許可取得までの経緯や苦労話等いろいろと参考になる話を伺うことができました。
 また、お二人の話しぶりから、地域に対する強い愛着と行動力が不可欠であるということを実感いたしました。
 
 宿泊場所の「裏五頭山荘」では、夕食準備時間にもかかわらず、家業に就いた息子さんとお母さんから、旅館経営を通じた、人と人の「心の交流」について話を伺うことができました。
 また、食事については、当地の食材を豊富に使われた、他では味わえないものばかりでした。




 行程2日目、町の直売所で野菜や漬け物等を購入後、農家民宿「かねよし」の長谷川さん宅を訪問しました。
長谷川さんは、町の特区として今年3月から「どぶろく製造」を行っており、製造許可取得までの状況や「どぶろく製造」過程について、わかりやすく説明いただきました。
 帰りには参加者のほとんどがどぶろくを購入していました。今後、お得意様になる方も出てくる可能性も…。「農業経営+α」に活路を見いだされた長谷川さんの話は、参加者にとって今後の活動に大きなヒントとなったかもしれません。
 
 続く、農家民宿「いなか家」の加藤さん宅では、ご夫婦で出迎えていただきました。
 これまでの民泊受入体験を経て農家民宿開設に至る経緯やご夫婦での役割分担等について説明いただきました。
 その中でも、宿泊した子ども達がその体験を通じて、親と共にリピーターとなってくれている話には、ご夫婦のお人柄の賜と参加者一同納得しました。
 さらには、部屋中詳しくご案内いただき、改修費用に関する話まで伺うことができるなど、有意義な時間を過ごすことができました。

 昼食場所ともなった農家民宿「いろり塾」では、黒米を使った食事が用意されました。
 昼食を取りながら、経営者の山口さんから、これまでの取組状況や提供されている食事についての説明をいただきました。
 5年間にわたる首都圏の中学生の民家宿泊体験受入れにより、「どんな子ども達も悪い子なんていない。自分を見てもらいたいという子どもからの意思表示を、大人がどう理解し接するかが大切です」との話は、まさしく教育の核心なのだろうと感心しきりでした。
 
 本視察研修が、参加者にとって今後の取組強化の参考になったものと確信しつつ、2日間とも雪のない越後路の帰路に就きました。

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