主な農畜産物
郡山地域
 作 物 
 ■ 水 稲  「こおりやまの米通信」はこちら
直播水稲の収穫作業
直播栽培ほ場の収穫作業
 米は、郡山市の農業産出額の57%を占める基幹作物です。
 平成18年産の作付面積は8,670haで、作付け品種は「コシヒカリ」が5割、「ひとめぼれ」が3割を占め銘柄米産地としても知られています。
 平坦部では、JA郡山市カントリーエレベータやライスセンターを運営する生産組織等により作業受委託が進められています。また、ほ場整備地区における担い手法人では、水稲直播栽培の取組みが定着し低コスト生産が行われています。
 「郡山市米消費拡大推進協議会」では、郡山市産の「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」で一定の要件を満たした米を「あさか舞」のネーミングでPRし、ブランド化を推進しています。


 ■ 大 豆
 平成18年産の大豆作付面積は335haで郡山市内全体としては減少傾向にありますが、水田作を中心に、組織的に栽培される面積は近年増加しています。
 品種は「タチナガハ」が主ですが、西田地区では青肌大豆も生産されています。
 平成17年度には、JA郡山市が大豆乾燥調製施設を整備し、高品質大豆の生産体制が整いました。

大豆播種作業
大豆の播種作業


 ■ ソ バ
 ソバは、湖南地区(猪苗代湖周辺)を中心に約130haの作付面積があります。
 7月下旬から8月上旬に播種され、9月上旬から中旬にかけてソバの花が見頃になります。
 湖南地区ではソバが収穫される10月には、毎年「新そばまつり」が開催され、多くのお客さんでにぎわいます。
満開のソバ畑 満開のソバ畑


 野 菜 
 ■ キュウリ   「園芸産地振興担当」のページへ
夏秋きゅうりの露地栽培
夏秋きゅうり(路地栽培)
 
 福島県のほぼ中央に位置する県中地方は、きゅうり栽培が盛んです。昭和41年には「岩瀬(現すかがわ岩瀬)」が夏秋きゅうりの野菜指定産地となり、翌昭和42年には「こおりやま」が夏秋きゅうりの指定を受け、更に平成5年には「岩瀬(現すかがわ岩瀬)」が冬春きゅうりの野菜指定産地となりました。

 特に「すかがわ岩瀬」の夏秋きゅうりは、全国一の産地規模を誇ります。

 ■ アスパラガス
萌芽したアスパラガス 春、萌芽を始めたアスパラガス  今や食卓でも人気の食材となったアスパラガス。郡山市では、アスパラガスの作付に積極的に取り組んでいます。
 アスパラガスは、葉を茂らせながら、地上に出てきた若芽を収穫して食用にします。一度植え付けると、8年〜10年も栽培管理を続ける、多年生の作物です。
 4月下旬から春の出荷が始まり、おおむね9月頃まで、新鮮で美味しいアスパラガスをお届けします。
 作付が始まったばかりですので、今はまだ「幻のアスパラガス」ですが、数年後には、生産量も倍増することと期待しています。


 ■ トマト
 郡山市のトマトは、猪苗代湖南岸に位置する湖南町や、郡山市の市街地近郊、阿武隈高地を中心とした東部地区などで栽培されています。
 特に、湖南町は、標高500mの準高冷地で夏でも冷涼な気象条件のため、美味しいトマトを生産できる産地として知られています。
 郡山市のトマト産地は福島県内の大産地に比べて規模的には小さいものの、それぞれの農家が、美味しいトマトを心を込めてつくっています。
 また、エコファーマーの認定を積極的に受けるなど、安全・安心なトマトづくりにも積極的に取り組んでいます。
出荷時期は、6月中旬頃から11月上旬頃までです。特に盛夏期には、出荷もピークを迎えます。

 
トマトの花
黄色く生命感あふれるトマトの花


 果 樹 
 ■ ナシ
収穫時期のナシ園
たわわに実ったナシ園の様子
 郡山市熱海町では、明治時代から果樹栽培が開始され、中でもナシは100年以上の歴史をもつ県内有数の産地として知られています。
 これまで、幸水、豊水を中心に栽培されてきましたが、近年は他産地との競合の激化により有利販売が困難となってきたため、「涼豊(福島県育成オリジナル果樹新品種)」や「あきづき」等の中晩生品種の導入を進めています。
 生産者の高齢化の進行と後継者不足が相まって、生産者数と栽培面積は年々減少していますが、平成16年度からは、産地全体で複合性フェロモン剤(コンフューザー)を活用し農薬使用回数の削減を図るとともに、36名がエコファーマーの認定を受けるなど、環境に配慮した取り組みが積極的に進められています。


 ■ ブドウ(あづましずく)
  ナシの品種更新と並行して、ナシ棚を活用したブドウ栽培が検討され始め、平成18年から福島県育成オリジナル果樹新品種「あづましずく」が導入されています。平成19年の夏から本格的に収穫され、市内の量販店で販売される予定です。 ブドウ栽培指導会
高品質生産に向けて指導会を開催



 花 き 
 ■ リンドウ
ふくしまさやか
オリジナル品種「ふくしまさやか」
 
 郡山市では、平成12年から福島県オリジナル普及品種「ふくしまかれん」が導入され、リンドウ栽培が始まりました。
 現在では、この他に「ふくしまさやか」「ふくしまみやび」「尾瀬シリーズ」が、中山間高冷地を中心に作付けされています。
 経営の安定を有利販売を図るために、施設化による前進出荷や長期出荷にも取り組まれています。
 平成14年からは、出荷調整作業の軽減と鮮度保持を目的に、バケット輸送(湿式縦箱輸送)を導入し、京浜方面、地元花き市場へと出荷されています。

 バケット輸送の様子
リンドウのバケット輸送
 ■ トルコギキョウ
トルコギキョウ
色とりどりのトルコギキョウ
 
 トルコギキョウは、郡山市の平坦部を中心に栽培されており、郡山市における花き振興の中心的な品目となっています。
 新規就農者など、新たにトルコギキョウ栽培に取り組む農業者についは、郡山市農業センターの育苗研修事業により、研修を受けながら育苗作業を行う体制が整っています。
 栽培は主に、水稲の育苗ハウスが利用されています。種子冷蔵若苗定植により11月中旬まで栽培され、地元花き市場や各直売所に多く出荷されています。

 


 畜 産 
 ■ 牛の放牧  放牧推進のページはこちら
水田を活用した牛の放牧風景
水田における放牧の様子

 近年、中山間地域の農業・農村においては、農業従事者の高齢化により担い手が減少し、耕作されない農地等が増加するだけでなく、集落や里山の環境保全などの面が心配されています。
 牛の放牧は、耕作放棄地等の解消策として非常に有効な方策です。耕作放棄地等へ牛を放牧し、はびこっていた雑草等を食べさせることで、人手をあまりかけずに農地の荒廃を防ぐことができます。
 また、作物の栽培に不利な農地、山林、原野等を放牧に使うことで有効に活用できると共に、美しい集落、里山の景観維持にも役立てることができます。
 一方、畜産農家にとっては、健康な牛を育てることができるばかりではなく、飼養管理にかかる労力を大幅に軽減できることから、高齢者でも牛の飼養が楽になります。また、飼養管理コスト(飼料代等)も削減することができるので規模拡大等にも大きな効果を発揮することができます。
 郡山市内では東部地区を中心に、牛の放牧の取組みが年々増加しています。

田村地域については、こちら→(田村農業普及所へリンク)
須賀川地域については、こちら→(須賀川農業普及所へリンク)

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