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2007年 8月号
◎活動状況
「ふくしま食と農の絆づくり運動」が
スタート

キノコ栽培講習会を実施
渡辺小学校の「田んぼの学校」
磐城農業高校生徒の生産農家研修
◎トピックス
食品表示セミナー開催
活性化セミナーが開催
三和中学校で森林教室開催
クロマツ林の下刈り活動

※今月から、「みんなで創る農業・農村3A運動ニュース」は「ふくしま食と農の絆づくり運動ニュース」に名称変更しました。
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○「ふくしま食と農の絆づくり運動」がスタートしました
会議の様子

 7月6日(金)、県いわき合同庁舎で「みんなで創る農業・農村3A運動」いわき地方推進本部会議が開かれ、同組織を発展的に引き継ぐ「ふくしま食と農の絆づくり運動」いわき地方推進本部会議が新たに発足しました。
 県では平成13年度から推進期間10カ年として進めてきた3A運動を見直しすることとし、昨年9月に「ふくしま食・農再生戦略」を策定しました。今年5月には「ふくしま食と農の絆づくり運動」県推進本部が設立され、いわき地方推進本部においても名称変更し、従来の3A運動推進本部会議に新たに流通業界の代表者2名を加え、推進体制の強化を図りました。今後は「食と農の絆づくりの推進」など五つの戦略に基づく各戦略毎の具体的な取り組みを構成団体が相互に連携しながら主体的かつ重点的に展開することとなります。
 会議では、いわき農林事務所本田所長挨拶の後、これまでの経過や運動の概要、推進本部設置要綱、同プロジェクトチーム設置要綱についての説明・審議がなされ、意志の統一を図りました。
 今後、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願いいたします。
 
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○キノコ栽培講習会を行いました

 7月15日(日)、いわき市田人町荷路夫地区において、キノコ類の栽培講習会を開催しました。
 荷路夫地区の有志で組織する「明神里山実行会」は、明神里山周辺の森林を整備するとともに、林床を活用した山菜やキノコ類の栽培を行い、地域の活性化に取り組んでいます。今回、これまで取り組んできたナメコ、ヒラタケ以外のキノコ類として、ムラサキシメジとサケツバタケの栽培に取り組むこととなったため、栽培方法の講習会を開催したところ、会員約20名の参加がありました。
 はじめに、(財)福島県きのこ振興センター職員からムラサキシメジ、サケツバタケの栽培方法についての講習があり、その後農林事務所職員が栽培経過の確認や収穫に関する注意事項を説明しました。参加した会員からは、埋め込み場所の細かい条件や
栽培方法の講習
発生についての質問が出され、新しいキノコ栽培への積極的な取り組みが期待されました。また、講習会後に予定していた埋め込み作業は台風の悪天候のため中止となりましたが、翌週無事に行われました。
 今後は、キノコ類の栽培について一層の技術向上を図るとともに、安定的な収穫や販売に向けた取り組みを検討していきたいと思います。
  
○渡辺小学校の「田んぼの学校」
かかし立ての様子

 7月23日(月)、渡辺小学校「田んぼの学校」において、「かかしたて」と「田んぼの運動会」を開催しました。
 かかしたては、6月の活動で児童達が作製した3体のかかしを、稲が花を付け実を結びはじめるこの時期に、田んぼにデビューさせる作業です。
 かかしの高さはみな2m以上で、児童達だけでは、なかなかうまくいきませんでしたが、地元応援団の皆さんの手を借り、無事たてることができました。かかしを作った児童達はもとより、地元応援団の方々もかかし達の勇姿に感動していました。
 この日行われたもう一つのイベント「田んぼの運動会」は、以前から児童達が楽しみにしていた活動です。5月から「運動会はいつ?」と張り切っていただけあって、この日の児童達の興奮は最高潮でした。大会種目は、「ドッジボール」「ふやし鬼」「旗取り」の計3つ。ふやし鬼では、時にはカモシカのようにしなやかに逃げ回り、時にはムツゴロウのように泥に隠れたりして、田んぼの端から端まで走り回っていました。また、トーナメント制で行われた旗取り(ビーチフラッグ田んぼ版)では、用意された2本のフラッグめがけ、豪快にダイブをしていました。きっと、児童達にとってはすてきな夏の想い出に、田んぼにとっては新鮮な空気が補給されたことと思います。
 次回、田んぼの学校は2ヶ月後の9月28日です。夏の日差しをいっぱいに浴びて大きく成長した稲が、児童達を向かえてくれることと思います。
○磐城農業高校の生徒がいわきの生産農家で研修

 いわき農林事務所では、磐城農業高校と連携して、磐城農業高校の生徒に実践的な研修の機会を提供するとともに、先進農家、農業青年クラブ員等との交流を促進するため「農業高校等連携促進事業」を実施しております。内容は農業研修や農業生産現場・施設等視察研修の開催等です。
籾殻散布の様子

 今年の農業研修は、3名の生徒がいわき市泉町、川部町、四倉町の3軒の先進農家にお世話になり実施しました。研修期間は3日間で1名が7月23日〜25日、2名が8月1日〜3日で行いました。
 先進農家の方とともに実際に農作業を体験し、交流を持つことができたので、たいへん有意義な研修になったものと思います。11月上旬には、いわき市内の農業生産現場・施設等の視察研修を実施する予定です。


○食品表示セミナーが開催されました

 7月6日(金)、食品表示への理解促進を図ることを目的とした食品表示セミナーが、福島県いわき合同庁舎南分庁舎で開催されました。福島県農林水産部農産物安全グループが主催したもので、浜通り地方の消費者や製造、加工、販売業者等80名程の参加がありました。
 セミナーでは、「日常の買い物にも役立つ食品表示の基礎」、「JAS法に基づく加工食品の表示」のJAS法関係については農林水産部農産物安全グ
ループの担当者が、「食品衛生法に基づく食品表示」については保健福祉部食品安全グループの担当者が各々分かりやすく説明しました。
 食品の表示は、「食」の安全・安心を高めるとともに、分かりやすい表示が求められており、法令の改正や表示義務の拡大が行われているところですが、依然として誤った表示や紛らわしい表示が後を絶たない状況にあります。そのため、参加者も熱心に受講し食品表示の重要性を再認識していました。
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○活性化セミナーが開催されました
講演会の様子

 7月4日(水)、磐城流域林業活性化センター・日本木材総合情報センター主催、福島県いわき・相双農林事務所後援による「流域林業活性化セミナー」がいわき市内郷の報徳苑で開催されました。
 磐城流域林業活性化センターでは、流域産材の利用推進や森林整備に向けた意識の向上を図るため、毎年、活性化セミナーを行っています。今回は、アウトドアライターで新生産システム「高知中央」アドバイザーの天野礼子さんが講師を務め、「”林業再生”最後の挑戦」をテーマに講演されました。
 天野さんは、文化人類学者の今西錦司さん主宰の「ノータリンクラブ」に所属し、国内外の水辺を歩き、川を守る運動や地域住民とともに森・川・海のつらなりを取り戻すための運動を展開しています。
  講演では、各地の森林団体などの活動を紹介し、林業再生につなげていくためには、今すぐ何をすべきかを自分たちで考え、実現に向けて挑戦していくことが大切と呼びかけました。会場には林業関係者や建築士、一般市民など約120人が聴講に訪れ、天野さんの話に熱心に聞き入っている様子で、有意義なセミナーとなりました。
 
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○三和中学校で森林教室が開催されました
タケとササの違いは?

 7月5日(木)、いわき市立三和中学校において、1年生20名を対象に森林教室が開催されました。
 「ふくしま・グリーンフォレスターの会」の会員5名が講師を務め、森林の観察、森林のはたらきなどについての学習が行われました。
 はじめに、生徒たちは3班に分かれ、グリーンフォレスターの指導により、樹木の見分け方や森林の手入れなどの説明を受けながら、中学校周辺の森林を観察しました。手入れの行き届いたスギ林とあまり手入れがされていないヒノキ林を比べ、林内の明るさや下草の生え方の違いに驚いていました。
 その後、教室へ移動し、いわき市の森林、森林のはたらき、森林の活用などについて学習しました。最後に、生徒から「いい木とはどんな木か」、「木の病気の治療法は」、「木の種類によって成長が違うのか」など質問が多数だされました。三和中学校は周りを森林に囲まれ、森林に接する機会が多いとのことですが、これまで以上に森林に興味を持ち、身近に感じている様子でした。

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○クロマツ林の下刈り活動が行われました
下刈り作業に汗を流す参加者達

 7月8日(日)、いわき青年林業会議所主催によるクロマツの下刈り活動が、いわき市平下
神谷で実施されました。この活動は「新舞子ふれあいの森」森林整備事業として、平成12年から行っている海岸林の保全活動のひとつで、今回で13回目を迎えました。
 この日は、同会議所のメンバーをはじめ、市民ボランティア、磐城森林管理署、県及び市の職員等およそ50人が参加しました。
 これまでの活動で植栽したクロマツ林の面積は約1.00haとかなり広く、夏晴のもとでの下刈りは大変な作業でしたが、参加者らは、大鎌の研ぎ方などを習いながら、生い茂ったススキなどの雑草を刈り払い、保育作業の大切さを実感していました。