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地域に密着した水路 |
■会津美里町の本郷地区では、街並みに配慮した農業水路の整備をしています。その取組みについて、会津大川土地改良区事務局長の佐竹さんにお話を伺いました。 ■いつ頃からこのような整備を始めたのでしょうか。 「街なみ環境整備事業としては、旧会津本郷町が事業主体となり、平成11年度から整備をスタートして、平成18年度までにミニ公園や散策路を整備しました。こういった事業を進める背景には、せともので有名な多くの窯元や歴史的な街なみがあるにもかかわらず、十分に生かされていないという課題がありました。 その中で、既存の水路を利用して、水車のある公園と石積みで環境に配慮した水路が平成14年度に完成しました。」 ■整備に際して、地域の方との合意形成などはどのように図られましたか。 「街なみ整備の協議会を設立して合意形成や維持管理の協力をお願いしました。 また、ワークショップを導入して地域の方の意見を反映しました。」 ■近年、水路に蓋をするところが多いですが、こちらでは水辺を見せるような取組みをされていますね。 「地域の方の意見を聞く中で、旧来の石積水路の面影を懐かしむ声が多かったんですね。その要望にそって、協議会の協力やワークショップの開催によって、地域の方のコンセンサスを得ながら整備していきました。 また、水路の管理者である会津大川土地改良区では、水路の近くに警戒看板を設置して安全対策を行っています。」 ■水路の管理はどのようにしているのでしょうか。 「事業の完成後に、水路は会津大川土地改良区に移管しました。会津大川土地改良区では、瀬戸町地区街なみ協議会や地域住民、本郷スポーツ少年団に協力をもらいながら水路の管理を行っています。」 ■水路を身近に感じるようなイベントも開催されていますね。 「平成17年度から水路美化作業をスタートしました。これは、年に一度、本郷スポーツ少年団や地域住民を中心に水路の美化作業活動をしています。作業の後にはみんなで芋汁を囲むなど、楽しく参加できるようにしています。 また、平成16年度から公民館(町教育委員会)とタイアップして、あいづみさとまち・郷の道ウォークを開催しています。地元の美しい風景を楽しみながら、水路の仕組みや歴史なども学べるように工夫しています。」 ■今後、こういった活動をどのように展開していきたいですか。 「瀬戸町地区街なみ協議会の委員や地域住民、本郷スポーツ少年団と水路清掃等に関した管理協定締結を進めるなど、今後も地域との深いかかわりの中で、水路を守ることの大切さなどを広めていき、後世に残していきたいと考えています。」 ■昔ながらの石積みの水路が、散策路が整備された街なみに自然にとけ込んでいました。また、整備の過程においても地域住民の意見を取り入れるとともに、その後の維持活動においても地域住民と一体となって取り組み、恵まれた水環境を後世に繋げていこうという取組みをされていると感じました。 (取材日:平成19年10月8日) |
趣のある風車小屋 |
景観にも配慮している |
水車のある公園 |
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水路を半分だけ蓋掛けする ことにより交通にも配慮 |
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![]() 会津大川土地改良区事務局長 の佐竹さん |
会津大川土地改良区理事長 の歌川さん |
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| 地域の子供達も参加した水路の美化活動の様子はこちらから! | ||
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