うつくしま水プランのめざすもの

計画策定の趣旨
   本県では、これまでの水資源開発の成果により供給体制が整いつつある一方で、少子・高齢社会の到来や産業構造の変化等により、水需要の伸びが鈍化傾向にあり、県民の水に対する関心は、「量より質」すなわち水そのものの質や水を取り巻く環境を重視する方向へと変わってきています。
 また、水は、本県が「循環の理念」に基づいて進めている県づくりの基盤を成すものであり、自然の水循環系のもつ持続的な機能を健全な状態で次世代に引き継いでいくことが極めて重要な課題となっています。
 このため、県の新しい長期総合計画「うつくしま21」が目指す方向を踏まえながら、資源としての水利用と良好な水環境の形成の両面が調和した総合的な水資源行政の指針となる「水資源総合計画〜うつくしま水プラン〜」を策定するものです。
   
計画の目標と期間
   水は、自然界を循環することにより、人間の水利用を可能にするとともに、多様な生態系の維持、気候緩和、水質の浄化というさまざまな恩恵をもたらしています。
 うつくしま水プランは、本県が「循環の理念」に基づき、これまでの資源・エネルギー多消費型の社会から持続的発展が可能な社会システムへと転換していくため、改めて水循環系に着目し、これまでの水資源開発中心の施策展開から、ダム等により確保した水の合理的な活用、水利用の効率化及び良好な水環境の形成を柱とする水利用と水環境が調和した総合的な施策展開への転換を図り、21世紀においても豊かで清らかな水に恵まれた潤いのある生活ができる「美しいふくしま」を創造することを計画の基本目標とします。
   
 
基本目標 : 持続可能な水循環社会の形成
  計画の期間は、平成13年〜平成32年の20年間とします。
 
   
施策の体系
 
  持続可能な水循環社会の形成を目指し、
建設中のダムの早期完成や既存ダムの有効活用等による「安定的な水供給の確保」
需要と供給の両面からの「水資源の有効利用」
水循環系に着目した水質や水源、水の多面的な機能の保全等による「良好な水環境の形成」
を基本的な柱とする施策体系に基づき、計画的・総合的な施策の展開を図ります。