岡山の水かけ祭り
(福島県福島市岡島字竹ノ内)
 
岡山の水かけ祭
 
 福島市岡島の鹿島神社で、毎年十月十九日に行われる秋祭りです。
 信夫国造が地方開拓の守護として勧請したとされており、現在の九月二十九日に七組順まわりの頭前で御神酒一石の濁酒(どぶろく)を氏子の杜氏により仕込まれ、ヤド(宿)といわれる頭前の家につき水かけ祭を行っていました。
 現在は、宿に御輿が渡御して神事と御神酒開きがあり、再び神社に還り、水祝いが行われています。
 まず、氏子総代、中老、世話係が定まった座順に着座し、高砂を謡い、神酒二献が廻るとき、水入れとなります。屋外には年少の若者が大桶、小桶に水を用意し、若者組、氏子有志が「水だ!」という一声を合図に酒宴の席に水をかけ、荒縄タスキとなって応戦します。そのさなかに「桶入れ」が行われ、入婿、新婚、杜氏、頭前、中老らが藁と共に泥水の大桶に入れられます。頃合いを見て、世話人が切り餅を巻き水祝いが終了となります。