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ジャマイカ通信
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10号

2005年3月26日発行 郡山養護学校  
小林弘樹 

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皆さん元気で過ごしていますか。こちらはもう真夏並みの暑さ、ついに1年8ヶ月に亘る活動も終わりを迎えようとしております。今回はジャマイカでの活動の総まとめをしながら、活動の様子をお伝えしたいと思います。4月からは郡山養護学校に戻りますので、詳しい話は日本に帰国してから、ゆっくり話したいと思います。かなりジャマイカンになりましたが、もちろんまだ日本人です。皆さんに会える日が楽しみです。
 活動のまとめ 

図工、美術

図工、美術現地にある素材を使って、できることを可能な限り伝えました。店を回っては題材を考え、山や海に行って(おこなって)は、木の実や貝を拾っていました。子どもたちも自分の表現したい事を豊かに表現してくれるようになりました。生徒の中には今までの作品を全て家に飾っているという子もいてうれしい限りです。今後も継続される事が活動の成果ではないでしょうか。

体育の授業
体育身体を動かす事が大好きな彼らがいつも楽しみにしていました。彼らは走る、投げる、跳ねるなどシンプルな運動が好きです。サッカーにクリケット、陸上競技と一緒に汗だくになって運動しました。また、マット運動や、高飛び、ハードル、護身術など新しいことにも挑戦し、みんなとても興味を持って取り組んでいました。彼らの身体能力の高さはまさに圧巻でした。

音楽の授業
音楽わずかな打楽器から始めて、やがてピアニカや太鼓を手に入れ、リズム打ちだけでなく、合奏にも挑戦しました。とてもにぎやかで楽しい授業ができるようになりました。僕も教会の歌やジャマイカフォークソング、太鼓のリズム打ちなどたくさんの事を教わりました。何より子供たちのダンスセンスはすばらしく、僕も挑戦していましたが、最後まで習得できませんでした。残念!

 ワークショップ 

5回に亘る自閉症ワークショップもフィナーレを迎えました。最後は講義を受けた先生達が個別の実態表、指導計画、課題、教材を準備し、模擬授業を行いました。2グループに分けてお互いの授業を評価しあう事で、みんな真剣に授業に取り組んでいました。10人の先生で始まったワークショップも最後の認定証を手にしたのは6人の先生でした。それでも、最後まで取り組んだ先生は「子どもを指導する上でとても勉強になった。」「自閉症児の指導の自信になった。」「自分の学校でもワークショップを開きたい」ととても好評でした。彼らが今後この自閉症のワークショップを継続し、さらにたくさんの先生にノウハウを伝えてくれるとのことに期待しています。

(左下)実物を使い、色や形の指導をしています。生徒も今までになく、集中して取り組む様子が見られます。
(右下)絵カードを使い、マッチングをしています。繰り返す事により、学習の意図を理解し、正しいカードを選ぶ事ができました。

最後にJAMRのディレクターのMrs.ダンカンさんより感謝状を頂きました。今までのワークショップの苦労が報われた気がしました。

 重度障がい児の学校参加へ向けて 

重度障害児の学校参加を促す為に、重度障害者施設でイベントを開催し、歌遊びや感触遊びなどモデル授業を紹介する一方、JAMRにカリキュラムの改定の要望や全校アンケートを実施し、ジャマイカ養護教育のニーズを探りました。それを基に今後のJICA(ジャイカ)の援助の仕方を計画しました。今後は重度障害児施設にも隊員が派遣される予定です。全ての子供たちの教育参加に向けて、一歩前進というところでしょうか。(写真は施設でのイベントの様子です。)
   


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