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ジャマイカ通信
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1号2004年3月7日発行 郡山養護学校 小林弘樹

郡山養護学校の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。この手紙が届くころには、卒業学年の皆さんは卒業を迎えていることと思います。皆さんもそれぞれの目標を胸に、新たな一歩を踏み出してください。ジャマイカの空から応援しています。ジャマイカでは6月の終わりが終業式です。もうすっかり夏と変わらない天気の中もう一頑張りと子どもと汗をかきながら過ごしています。それでは一月からの活動の様子を紹介したいと思います。
 ワークショップ ポートアントニオ 
去る1月29日養護隊員チーム4名による第4回合同授業が行われました。今回は金戸隊員の任地である。ポートアントニオで行い、前半が生徒を対象とした合同授業、後半が先生を対象としたワークショップでした。今回はその様子を写真と付属CD―ROMによりお楽しみください。

どこでもギター
どこでもギター この国の子ども達は音楽が大好きです。音楽の独自性や国民のリズム感など到底日本はかないません。そして、仲良くなるには歌が一番です。最近はようやくジャマイカの音楽を覚えて弾き語りができるようになりました。歌詞はもちろんパトワ語です。歌うと「あなたのパトワの発音は完璧だ。」と褒められますが、英語で会話をするとちっともわかってもらえません。言葉は耳で覚えるものだと改めて感じます。


日本の歌の紹介
日本の歌の紹介 日本の歌というと「sukiyaki」(上を向いて歩こう)が一番知られています。でも今回は最近の流行を取り入れて「世界に一つだけの花」を英語の手話を入れて紹介しました。反応は??でしたが、その後のジャマイカフォークソングは盛り上がりました。やはりリズムが違うようです。(金髪の男性が横山隊員、女性が金戸隊員でどちらも現職参加で来ています。)


張り子作り
張り子作り こちらではペーパーマッシュ(Paper mache)と呼ばれています。今回はお面や様々な動物、貯金箱などを作りました。かなりの手間がかかるので、事前に授業を行って(おこなって)いて、色塗り部分を合同授業にあてました。それを各隊員がグループごとに補助するというT,T方式で行い、普段の授業ではできない、適切な補助と指導ができました。


スカイバルーン
スカイバルーン バルーンは毎回恒例になって来ました。みんな初めての経験に大喜びです。これも人数がいないとできない活動なので、合同授業のありがたさを感じます。活動的な子が多いのでバルーンが破れるくらいに飛び上がって、はしゃぎまわっていました。


ワークショップ
ワークショップ 今回は三角折り紙工芸と、リサイクルペーパーの2つを行いました。この国では他の先生の授業を見たり、こういったワークショップを行ったりすることがほとんどないので、とても興味を持って取り組んでくれました。その甲斐もあって、この学校ではミキサーを購入し、作業学習としてリサイクルペーパーを始めました。


この上述のスクールオブホープポートアントニオ校は、今まで見た中でキングストン本校に次いで一番熱心な先生がいて、物のある学校でした。隣の芝生は青く見えるといいますが、こんな先生がうちの学校にも欲しいと思ってしまいました。このように同じスクールオブホープといっても地域によって、ものすごい格差があります。その地域格差を解消するのも、このジャマイカの教育の改善点かと思います。結局、最後は人なんだなあと切に感じたポートアントニオの合同授業でした。

 任地での活動 


さて、お金もなく、先生のやる気もあまり感じられない我がポートマリアではありますが、最近、近くの小学校の先生がArt&Craftの授業を見学に来たり、隣町の障害者施設からも三角折り紙工芸を教えて欲しいと依頼がきたりと学校以外にも僕の存在が波及しているようです。また、週2回行くセントアンズベイ校などは熱心な先生もいるので、どこかに技術移転ができればいいかと考え、とりあえず目の前の授業をバタバタこなしております。最近の授業の様子をご覧ください。

折染め折染め

身の回りのものを美しく飾ろうと、小学部のクラスで折染めをして、段ボール箱に張りました。紙はキッチンペーパー、色は普通の絵の具です。これは先生にも好評でその後に紙に折り方の指導などをして、伝えることができました。


竹の花瓶づくり竹の花瓶づくり

ポートマリアの海はいつもゴミだらけですが、その代わり色々な素材が落ちています。それを散歩しながら、探すのが最近の楽しみです。これは流れ着いた竹を切って、色を染めて花瓶にしました。竹を切るところから指導をしたので、子ども達もとても楽しんで活動していました。


ブレスレット作りブレスレット作り

オーチョリオス校は生徒達の能力も非常に高いです。毛糸にビーズを編みこみながら、結んでいきます。ジャマイカの人は髪をお互いに編み込みあうので、三つ編みなどはとてもうまいです。彼の作品などは僕の見本よりるかに上手です。
ブレスレット作りブレスレット作り


ハードルに挑戦!ハードルに挑戦!

こちらはセントアンズベイ校での体育の授業。海で拾った竹を割いて、そこにゴムを張ってハードルの授業をしました。走るのが好きな子ども達は、我先にとジャンプします。何回かの指導で随分上手く飛べるようになりました。でも、ジャマイカの竹はもろいのか、毎回5本くらい折れるのが悩みの種です。


 生活の様子 


満員の通勤バス満員の通勤バス

月、水の週2回、約50キロ離れたセントアンズベイとオーチョリオスの学校へ指導に行くのですが、ジャマイカのバスは11人乗りのワゴンに25人ぐらい乗るのは当たり前、普通のカローラワゴンに前3人、後ろ4人、荷台1人と8人乗ることもあります。さらに太った人が多いので自分のお尻がシートにつかないこともあります。でもそんな人に挟まれると体が左右に振られないので却って楽です。それどころかクッション代わりになって、思わず眠くなることも…。


ある日の夕食(アキー&ソルトフィッシュ)ある日の夕食(アキー&ソルトフィッシュ)

第2号と代わり映えしないようですが、その通りです。我が家に限らず、ジャマイカ家庭のメニューは一週間でほぼ決まっています。月曜日は缶詰などの魚とヤム芋、ブレッドフルーツ。火曜日は魚のフライと白ご飯、水曜日はこのようなアキーなどの野菜とダンプリン、茹でバナナ。木曜日はカレーゴートやオックステール(狂牛病など話題にもならず、アメリカから輸入しまくりです。)などの肉とご飯または茹でバナナ。金曜日は豆か鳥の足のスープ。土曜日は上記のあるもので済ませる。日曜日はライス&ピーズと鶏肉のから揚げ。このアキーはジャマイカだけで食べられている実で、マイルドな卵の黄身のような味がします。 最近首都に上がり、もらった、そうめんを作って食べたら、涙が出るほどおいしかった。隊員連絡所で作る自分の日本食が一番の楽しみです。


サソリが出現サソリが出現

とある日、部屋でのんびりしていると、カーテンを伝っていくものが。また、ヤモリかゴキブリかと思ってよく見ると何とサソリ!このジャマイカにもいるとは聞いていたのですが、まさか家に出現するとは。刺されても命に別状はないそうですが、とても痛くて、しばらく痛みが続くそうです。 靴の中などに知らずに入っていることがあるので注意が必要とのことでした。さすが熱帯ジャマイカです。

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