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私の活動についてVol. 2 (活動内容)
私は3代目の隊員であり、以前、活動されていた方がいた為か、設備の状況は少しずつ改善されておりますが、時折、基本操作が誤っていることを目にします。そういったときは、その都度、自分の知りうる範囲でアドバイスを行うようにしています。また、活動をしていると、時折、とても驚かされる状況に出くわします(生活でもそうですが)。現地スタッフにバルブを開けるように指示した際、その目の前で、バルブが硬くて開かないからといって、大きな太い棒で叩き始め、瞬く間に強靭なパワーでバルブを見事に根元から折ってしまった事や、ボイラーを病院スタッフと点検していたら、その現地スタッフがいつの間にかいなくなり、しばらくして現れたときに、ビールを片手に、ガンジャ(麻薬の一種)を吸っていたり、(もちろん違法でジャマイカの社会問題のひとつになっている。)、地方病院を訪れた際、配管が落ちそうだから気をつけたほうが良い!と助言して帰ったら、1ヵ月後、本当に落ちる寸前になっていて、急いで応急処置をしたりといろいろなことが起こります。その反面、中にはジャマイカで一番大きな病院でボイラーを30年以上扱っているベテランもいて、お金が無い中、しっかりとした運転、保守管理が行われていることに感銘を受けたこともあります。 このようにジャマイカには私の前任者と共に仕事をし、研修を受けた一定水準以上の技能を持つスタッフや、ボイラーの整備会社、水質検査を行う会社があります。自分の役目はその仲介をし、少しずつでも現地スタッフへの技術向上の橋渡しができればよいと考えています。現地スタッフは学ぶ機会が無いだけで、こちらの助言は、ほとんどの方が真剣に耳を傾けてくれます。こちらがつたない英語しか使えなくても下手なことはできません。彼らは、学びたいと思っていても学ぶ機会がない方が多いので少しでも、その手伝いができればと考えています。同年代の若いスタッフに装置の取り扱いの見本を示した際、一ヵ月後、訪れると、しっかりやっていてくれて、「どうだ、ボイラーの状態、良いだろう」といわれた時はうれしい気持ちになりました。
また、昨年は全国のボイラー担当者を対象としたワークショップ(技術講習会)を2回開催いたしました。全国から集まった参加者は全体で21名であり、主な内容は、普段業務にあたっていても知識があいまいで、かつ疑問を抱いているだろうと思われる点をできる限り盛り込みました。また、全国の現場で取り集めた写真および日本での補完研修で採取した写真、約500枚をスクリーンに映し出し、その都度、病院同士での比較、検討を双方向で意見、感想を交えながら紹介したことがとても好評でした。この時の講習会は教室型で行いましたが、4月以降、各地区の上層部より推薦された8人の人材に対し、3ヶ月間、週一回のペースで現場型の新たな講習会を行う計画でいます。
医療分野のメンテナンススタッフの位置付けは、職場で決して高い位置ではなく、大切な仕事ではあるものの、やる気、やりがい、自信をもてないでいることを感じます。そのため、少しでも技術を向上させて存在意義を高め、自信をつけることにより、自らの必要性を感じて欲しいと考えています。
活動は、難しい面もありますが、残りの任期の間、将来的にしっかりとジャマイカ側で行っていく為の礎を築き上げられるよう、努力していきたいと考えています。
鈴木 淳也 |
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