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もったいない
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 私が赴任している、コスタリカは、「環境大国」とか「自然立国」とか言われている割に、リサイクル施設が無かったり、ゴミの焼却施設がない国です。
 そして、金属加工製品や樹脂製品などを生産していないので、すべて輸入になってしまっています。そのため、中古の機械部品やドアノブ、鉄製の窓枠、何の部品か分からない鉄くず(?)まで、お店やホームセンターで売られています。

 私の同期に、魚の養殖(種苗)のために赴任した人がいます。彼は、香川県にある養殖(種苗)会社で日本で初めて(世界で初めて)マハタの養殖に成功したときの主要メンバーで、ワムシ(?)の専門家です。

 そんな彼が、赴任したのは、専門外の淡水魚を養殖する内陸部でした。
 しかも、魚を飼う池もなく(当然魚もいず)、自分で池を掘り、自費で魚を買うことから始めて、数魚種の養殖に成功し、今では、コスタリカに新魚種を導入できるところまで、きました。
 (養殖業界では、新魚種導入は、すごいことらしいです)

 その彼と町を歩くと、よく赤面したことがあります。それは、ゴミのような山に出くわすと、「何かもらって行きましょう(買って行きましょう)?」とおもむろに言い出して、持ち主と直接交渉を始めることです。

 彼は、赴任する前までは、まったく、−何も−スペイン語はできませんでした。そんな彼が、スペイン語を使って養殖農家を巡回し、教授・指導したり、直接交渉できるようになったのですから、驚きです。
  彼の任地で機械などを購入しようとすると、高額になるので、何だかわからない機械部品を「再利用・再組み立て」をして、ポンプを作ったり、筏を作ったりしています。

 まさに、彼は「MOTTAINAI・もったいない」を実地で行っています。

<写真の説明>
隊員の彼と彼のお手製の水槽(筏)です。
網には、カーテン、散水機や自動餌やり機(ペットボトル)、樹脂のバケツ、自転車や自動車の部品を使って、ポンプを作っています。

 

青年海外協力隊
16年度2次隊 コスタリカ派遣 職種:料理
                       中島 信一

 

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