毎年行われているニュージーランド・福島地域間交流プログラムが10周年を迎えました。今年の09月24日から10月4日まで、ニュージーランドの高校で教えている日本語教師が福島を訪問しました。今年訪れた教師はオークランド市のリンフィールド・カレッジ高校で教えるアダム・ヒロシ・バーデン先生とオークランド市のオレワ・カレッジ高校で教えるアナスタシア・ズウヤギンセワ先生の、計2名です。
参加者の紹介はこちらへ
スケジュールはこちらへ
(
Excel Doc 38 KB)
■ 日本文化体験(着付け)
会場:福島県自治会館和室
講師:永島絹子先生
講師の永島先生から、着物の着方に加え、作法や姿勢、心 のあり方などを講義いただいたあと、実際に着付けを体験しました。先生方は着物がとてもお似合いで、日本の伝統文化を堪能していただきました。
■ 日本文化体験(茶道)
会場:丹野宗玲茶道教室
講師:丹野宗玲先生
講師の丹野先生はじめ、同教室の方々の指導により、茶室での姿勢や、お菓子、お茶をいただく作法を学び、実際にお茶を入れる体験も行いました。厳かな雰囲気の中で茶道の精神を学ぶことができました。茶菓子にニュージーランド産の豆菓子を出していただき、先生方は非常に喜んだ様子でした。
【歴史文化施設等視察】
■ 会津藩校日新館
日新館の概要についてビデオを見せていただいた後、職員の方の案内により、館内を視察しました。武士の学校の様子についてお二人の先生とも興味深く視察していました。職員の方から日新館の教育方針である「什の掟」について説明していただき、その後の座禅体験では呼吸法や座禅の意味について教えていただきました。弓道体験などもすることができ、伝統的な武士道の精神について深くふれる機会となりました。
■ 鶴ヶ城
県を代表する史跡である鶴ヶ城を訪れ、二の丸や城内、茶室麟閣を視察しました。ガイドの方の案内により、当時の生活様式などについても興味深く見学していました。
■ 日本文化体験(陶芸)[会津本郷流紋焼]
会津の焼き物の産地である会津本郷地区の窯元(流紋焼)を訪問し、陶芸の体験を行いました。
先生方は陶器職人の説明を受けた後、ろくろを回しながら粘土を茶碗やカップの形に作っていきました。最初はうまく形ができず苦労していましたが、職人の指導をいただきながら次第にコツを覚え、それぞれにすばらしい作品を作り上げることができました。
■ 県立光南高等学校訪問
[教頭先生との対談・学校の概要説明]
校長室にて正木教頭先生に挨拶。正木教頭先生より学校の概要について説明があった後、生徒たちが作成した学校紹介のDVDを見せいただきました。NZの先生方は生徒たちの才能あふれる作品に非常に感心されていました。
[第2校時 校舎施設見学]
正木教頭先生の案内で、校舎施設を見学しました。吹き抜けで整備された図書館、高校ではめずらしい入浴実習室や福祉介護実習室など、先進的な施設にNZの先生方は非常に感心した様子でした。
[第3校時、第4校時 授業見学]
コンピュータを用いた作曲や美術の授業、そして英語の授業を見学しました。4校時には書道の授業に参加し、実際に書道を体験しました。日本文化である書道に触れる機会となり、それぞれに素晴らしい作品を書き上げていました。
[生徒会役員との昼食]
生徒会役員の生徒たちとともに校長室にて懇談をしながら昼食をいただきました。生徒たちは非常に積極的で、会話もはずみ、お互いのことを理解する機会とまりました。
[第5校時、第6校時 ニュージーランド理解講座]
1年生全員を対象として、ニュージーランド理解講座を行いました。アダム先生は、パワーポイントを用いてニュージーランドの紹介をした後、ニュージーランド原住民マオリ族の踊りである「ハカ」を披露し、生徒たちと一緒に踊りました。生徒たちも初めて実際に見る「ハカ」の迫力に驚いたようです。また、生徒の一人がステージに上がり、アダム先生と一緒にハカを踊り、とても楽しい交流ができました。アナスタシア先生はニュージーランドのクイズをとおして、生徒たちにニュージーランドについて紹介しました。生徒たちも熱心にクイズに参加して、ニュージーランドについて理解を深めることができました。
[放課後]
柔道の練習等を見学した後、華道部の稽古に参加させていただき、一緒にお花を生けることができました。顧問の先生から指導をしていただき、非常によく仕上がりました。その後、校長室において、今後の交流について、教頭先生、担当の三條先生、高橋先生と意見を交換しました。
■ 県立長沼高等学校訪問
[校長先生への挨拶・学校の概要説明]
学校到着後、校長室にて岩澤校長先生をはじめ、担当の先生方に挨拶、学校の概要について説明を受けました。
[第3校時 授業見学]
体育、OA事務、国語の授業を見学しました。コ
ンピュータルームでは実際にコンピュータを使用した授業を体験しました。
[第4校時 NZ理解講座]
3年B組の生徒を対象に、アダム先生がパワーポイントを使用して、ニュージーランドの紹介を行いました。その後、「ハカ」を実演し、一緒に生徒たちにも体験してもらい、生徒たちには大好評でした。
[生徒会役員との昼食]
生徒会役員の生徒たちと顧問の先生とともに昼食をとりながら、懇談を行いました。生徒会役員のみなさんの心温まるもてなしにより、非常に和やかに懇談を行うことができました。
[第5校時 授業見学]
化学、美術、フードデザインの授業の授業を見学しました。化学の授業では液体窒素を用いた実験を興味深く見学していました。美術の授業では、点を用いて絵を書く手法を興味深く見ていました。さらにフードデザインの授業では、けんちん汁とほうれん草のごま和えを作っているのを見学しました。
[第6校時 NZ理解講座]
1年C組の生徒を対象に、アナスタシア先生がパワーポイントを用いてニュージーランドの紹介を行いました。その後、ニュージーランドのクイズを行い、生徒たちは積極的に参加し、ニュージーランドの新たな面について理解を深めていました。
[放課後 部活動見学]
校長先生や教頭先生をはじめとして先生方と今後の交流について話し合いました。
その後、茶道部の活動を見学・体験させていただきました。生徒さんからお茶をいれていただき、また、校長先生や顧問の先生から作法についてご指導いただきました。
■ ホームステイ
アダム先生、アナスタシア先生共に天栄村のご家庭にてホームステイを行いました。
ホームステイの期間中、歓迎会を開いていただき、温かく迎えていただきました。地域の運動会にも招待していただいて、地域の方々とも交流する機会をいただきました。
また、天栄村の湯本中学校で剣道部の活動に参加させていただき、湯本中学校の先生の案内でブリティッシュヒルズやレッジーナの森などを見せていただくことができました。
■ 大内宿訪問
福島県を代表する歴史的建造物である大内宿を見学し、日本の伝統的な建物に非常に関心をもって見ていました。アダム先生は1本のネギを薬味にしながら蕎麦を食べる「ねぎ1本そば」に挑戦しました。
■ 伝統的宿泊施設体験
天栄村湯本温泉の源泉にある宿である湯口屋に宿泊しました。茅葺き屋根の伝統的な建物と源泉掛け流しの温泉、囲炉裏端でいただく魚の塩焼きなどの郷土料理等々、地域の魅力を十分に味わっていただきました。
■ 天栄村立湯本中学校訪問
[1校時 湯本小学校訪問]
湯本温泉のすぐ近くに、湯本小学校があり、湯本中学校の薄井教頭先生に案内していただき、1、2年生の1校時の授業を見学しました。子供たちと一緒にフルーツバスケットをしたりして、楽しい交流をすることができました。
[2校時 校長先生との懇談]
湯本中学校到着後、玄関に入ると、大きな模造紙に書いた寄せ書きでまず歓迎していただきました。その後、校長室にて小川校長先生に挨拶。手作りの国旗で再び歓迎していただきました。NZの先生方はその温かい歓迎に非常に感動した様子でした。
[3・4校時 授業見学]
英語、国語(書道)、音楽の授業を見学しました。英語の授業では生徒たちの朗読劇に一緒に参加し、国語の時間には書道の体験をさせていただきました。音楽の時間には、全校生徒に合唱曲を披露していただき、お二人の先生たちも非常に感激した様子でした。
[給食 全生徒・教職員と食事]
湯本中学校では昼食は全校生徒と全職員で給食を食べることになっており、NZの先生たちも生徒たちと一緒に給食を食べながら、楽しく交流することができました。
[5・6校時 ニュージーランド理解講座]
全校生徒と校長先生を初めとする先生方が一同に集まり、アダム先生とアナスタシア先生がパワーポイントを用いてニュージーランドの紹介を行いました。アダム先生はマオリの挨拶である「ホンギ」や同様にマオリのダンスである「ハカ」を紹介し、生徒・先生方も一緒に経験してもらいました。アナスタシア先生はクイズによりニュージーランドの紹介をし、生徒・先生方は楽しみながらニュージーランドへの理解を深めている様子でした。
[放課後 校長先生との懇談・生徒のヨサコイ踊り披露]
ニュージーランドとの交流について、校長先生・教頭先生と話し合いを持ちました。その後、体育館において、全校生徒によるヨサコイ踊りを披露していただきました。生徒たち一人一人が一生懸命、ニュージーランドから来たお二人の先生たちをもてなそうと努力している姿にNZの先生方も非常に感激した様子でした。
■ 日本文化体験(生け花)
会場:福島県国際交流協会
講師:小野政子先生
小笠原流師範の小野先生から、生け花の歴史や基本的な配置の仕方について講義をいただいた後、実際に生け方を体験しました。
NZの先生方は小野先生から「ここに自然を再現するつもりで」「花と花は向き合うことが大事、これは人と人も同じ」などのアドバイスを受けながら真剣に取り組み、最後には立派な作品を作ることが出来ました。
■ 生活環境部政策監表敬
会場:県庁生活環境部長室
午後に県庁を訪れ、生活環境部の藤原政策監に表敬訪問を行いました。
藤原政策監がお二人の先生方に福島の印象について尋ねると、「美しい自然や福島の人々の温かさを感じることができた。」と述べられました。藤原政策監は「これからも福島県とニュージーランドの交流の架け橋としてご活躍下さい。」と語り、懇談終了後、国際交流親善バッジと記念品が贈呈されました。
■ 郡山市立郡山第四中学校訪問
[校長先生への挨拶]
学校に到着後、校長室において校長先生はじめ担当の先生方へ挨拶、学校の概要について説明を受けました。
[2、3校時 授業見学]
家庭科、技術、体育、音楽、理科などの授業を見学しました。家庭科や技術の授業においては、生徒たちがミシンや工具を上手に使って作品を作成している様子を感心しながら見学していました。
[4校時 ニュージーランド理解講座]
1年生全員を対象として、アダム先生がニュージーランド理解講座を行いました。生徒たちは熱心にニュージーランドの話を聞き、また、アダム先生の「ハカ」の熱演の後、みんなで「ハカ」を体験しました。
[5校時 ニュージーランド理解講座]
2年生全員を対象として、アナスタシア先生によるニュージーランド理解講座が行われました。パワーポイントによるニュージーランドの紹介のあと、クイズをとおして楽しくニージーランドについての理解を深めることができました。
[6校時 授業見学]
いろいろなクラスを見学しましたが、中間テストの直後ということもあって、テストの解説を行っている授業が多くありました。日本のテストの仕組みについてNZの先生方は興味深く見学していました。なお、最後のクラスでアダム先生はハカを再び披露し、生徒たちはその迫力に非常に驚いた様子でした。
[放課後 懇談会]
各学年から選ばれた生徒たちが校長室に集まり、NZ先生たちとの懇談が行われました。生徒たちはよく準備をし、ニュージーランドの先生たちに英語で質問をしていました。NZの先生たちもその姿勢に非常に感心していました。
|