choubo  2005.3.10
日本情報

新しい日本銀行券

 昨年、11月1日に新しい日本銀行券が導入されました。これは、20年振りの変更で、最大の理由はお札の偽造を防ぐためだそうですが、新しい肖像も登場しています。

 一万円札の肖像、明治時代の教育者の福沢諭吉は変わらないそうですが、五千円札と千円札はそれぞれ新しい顔が見られます。五千円札と一万円札の新肖像は日本社会の変わりつつある価値観を反映しています。従来のお札の肖像は政治家のような人物ですが、今回登場するのは大きな功績を残した一般の方からです。五千円札と千円札の登場人物はそれぞれ着物姿の明治時代の女性作家、樋口一葉や福島県で生まれ育った有名な医学者、野口英世です。2人はそれぞれ、不幸で不自由な人生について書いた小説や細菌者として黄熱病の研究の成果のため有名です。この2人は貧しさ等の壁も乗り越えてきており、銀行券に肖像を描かれることによる不滅の輝かしい業績を認めざるを得ません。

 一般の方を代表する人物として野口英世のようなふさわしい人はいないでしょう。貧しい家族に生まれ、肉体的な障害もあった(小さい子供ごろ、家の囲炉裏に落ちてしまって、左手をひどく火傷した)にもかかわらず、溢れる才能や忍耐で、素晴らしい成果を上げました。Dr.野口の5カ国での黄熱病の研究によって、数多くの人が救われたに違いありません。

 樋口と野口は新しい銀行券に登場するのに極めてふさわしい人物であり、一般の日本人の励みになります。頑張れば、この2人のように問題や障害を乗り越えたことを見習うことができるからです。

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三春滝桜(みはるたきざくら)

 福島県田村郡三春町大字滝字桜久保にある三春滝桜(みはるたきざくら)はエドヒガン系の紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)で、日本を代表する桜の巨木として、日本三大桜の一つといわれており、1922年に国の天然記念物の指定を受けました。

  開花期の4月中・下旬、四方に伸びた太い枝から、薄紅の滝がほとばしるかのように小さな花を無数に咲かせ、その様はまさに滝が流れ落ちるかのように見えることから、古来滝桜とよばれるようになったといわれています。植物学者の推定から、樹齢1000年以上と言われています。

  1990年6月2日、「新名木百選」(緑の地球キャンペーンの一環として読売新聞社と国際花と緑の博覧会協会が選定)に認定されるとともに、人気投票による"名木ベスト10"にも選ばれている。皇居新宮殿正殿の松の間杉戸絵を飾る「桜」(橋本明治画伯)は、この滝桜をモデルとしたことでもよく知られています。

三春滝桜

三春滝桜

日本三大桜

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花見

 日本人の趣向と言えば、春は花見で、夏は花火大会で、秋は紅葉で、冬はスキーです。春になると日本人にとっては一番大切な行事の花見を紹介します。

 日本では花を見て楽しむことを「花見」といいます。桜の花見や梅の花見など、いろいろな花見がありますが、一般的な花見は桜の花見を指します。桜より華やかな花見がないからでしょう。
 桜の季節になると、日本の人々は花見の名所に出かけます。日本の人口が1億2千万人ということが実感できる機会です。家族やカップル、会社員、町の人々など、多くの人々が集まって花見をするのが年中行事のようであるからでしょう。

 静かに鑑賞するばかりでなく、にぎやかに宴会をしながら花見をする場合もあります。一番趣のある桜の木の下に敷物を敷いて、食べ物を食べたり酒を飲みながら楽しみます。秩序意識が身についている日本人の乱れる姿はなかなか見られないのですが、この時期にはよく見かけられます。もちろん、満開の桜を鑑賞するというのは当然のことですが、近くの屋台の食べ物を食べたりビールを飲み、桜の鑑賞もそこそこに「飲む・食べる」を楽しみにしている日本人も多いようです。

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