県北流域下水道
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見出しシールド工法


小見出し シールド工法について

 当事務所では地上に影響を与えにくい

推進工法やシールド工法で下水道管をつくることがほとんどです。

ここではシールド工法についてご紹介します。

 シールド工法では、穴を掘りながら(かん)の内部の壁をつくっていきます。

シールド(本来の意味は楯)と呼ばれる

茶筒のような鋼鉄製の外筒を設けて、土を押さえながら掘削し、

内部でセグメントという鋼製枠などのブロックを

リング状に組み立てていきます。

見出し特徴

1 現場がシールドで支えられているため
 作業員が安全確実に作業できます。

2 工場で制作したセグメントを使うため
 施工が容易で早く品質管理も優れています。

3 同一作業の繰り返しであることから、
 省力化され、工程管理が確実となります。

4 立坑(たてこう)(地下への出入口)以外は道路交通を阻害せず、
 騒音・振動も少ない、環境保全対策上優れた工法です。

シールドマシン
シールドマシン
先端の刃が回転して土を削ります。
(左岸幹線 蓬莱(ほうらい)工区で使用されたもの 平成11年3月撮影)
 
セグメントの組み立てが終わった状態です。
セグメントを組み立てた状態です。
奥にシールドマシンが見えます。
(右岸幹線 東慶二(ひがしけいに)工区 平成18年5月撮影)
 
コンクリートを打設して型枠をはずすと完成です。
コンクリートを打設して型枠をはずすと完成です。
(右岸幹線 東慶二(ひがしけいに)工区 平成18年5月撮影)

 

小見出し シールド工法の歴史

 シールド工法はフランス生まれのイギリス人技術者

M・I・ブルネルが1818年に考案しました。

 ブルネルは木材の害虫フナクイムシ(実は貝の一種です)が

木造船に穴を掘る方法からシールド工法を発案したと言われています。

 フナクイムシは体長10センチくらいの

白くて細長い虫のような身体の軟体動物です。

 じょうぶなおろし金のような殻のふちで木材を削って飲み込み、

液体状の物質を出します。

これが新しく掘られた穴の表面にくっついて、

石灰質のじょうぶなトンネルになるのです。

 

 ブルネルが最初に手がけたシールド工法による工事は

ロンドンのテムズ川の下をくぐる地下鉄のトンネルで、

たいへんな難工事の末1843年に完成させました。

当時は人力で穴を掘っていました。

この全長360m(メートル)ほどのトンネルは現在も使われています。

 

 日本では大正14年(1924)に完成した国鉄羽越本線(うえつほんせん)

折渡(おりわたり)トンネル(秋田県、延長1,438m(メートル))が最初の施工例で、

部分的にシールド工法が使われました。

 シールド工法が本格的に都市トンネルに

採用され始めたのは昭和35年(1960)ごろです。

都市が軟弱地盤に建つ日本では、都市設備の整備に伴い、

地上に迷惑をかけることなく地底に新たな有効空間をつくり出すため、

シールド工法は地下鉄、下水道、電力、通信、道路、地下河川など

都市の地下における施工条件の厳しい工事の主力となっていきました。

技術の発展により地盤沈下など周辺環境への影響は少なくなっています。

 イギリスとフランスを結ぶユーロトンネルや東京湾アクアラインのような

海底トンネルもシールド工法でつくられています。

 

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