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 毎年、各地で有毒山野草による食中毒が発生していますが、これらの多くは山野草に関する知識不足による誤食が原因となっています。
 これから春の行楽シーズンを迎えるにあたり、有毒山野草の誤食による食中毒を防止するため、山野草に関する正しい知識を身につけましょう。


この時期、間違いやすい山野草
有毒山野草 食べられる山野草
バイケイソウ(ユリ科)有毒です!
高さ60cm〜150cmになる有毒の多年草。
花期は6〜8月頃で、平地〜山地の林の中や湿った草地で見られる。
オオバギボウシ通称:ウルイ右表写真)と間違えて中毒を起こすことが多い。

【見分け方】
●新芽の葉脈〜縦縞状にくぼんでいる。(下写真)
葉の付き方〜立ち上がった茎に交互につき、葉柄はない。(下写真)
 
オオバギボウシ(ユリ科:通称「ウルイ」)
高さ30cm〜100cmになる多年草。
花期は初夏で、根茎は太く短く横にはい、葉は根生し密生する。

【見分け方】
●新芽の葉脈〜筋状に出っ張っている。(下写真)
葉の付き方〜地際部につく。長い葉柄がある。
(下写真)
トリカブト(キンポウゲ科)有毒です!
高さ100cmぐらいの多年草。兜のような紫色の花が特徴。
根には、猛毒のアルカロイドを含む。
紫色の花がついていれば間違えることはないが、葉がゲンノショウコウニリンソウ(右表写真)と似ているので注意が必要です。
ニリンソウ(キンポウゲ科)
高さ15〜25 cm程度になる多年草。
花期は4〜6月。

ゲンノショウコウ(フウロソウ科)
高さ60cm以上に直立する多年草。
花期は7月頃から白〜紅白色の小花。
一般的には煎じて飲まれることが多い。

山野草による食中毒予防の3原則                               
下表に示すように、新芽、若葉や根、実だけを見た場合、有毒植物と食用植物を見分けるのが難しいことがありますので、次の3原則を守りましょう。
1 食べられる種類か、はっきり分からないものは、絶対に食べない。
2 新芽や根だけで、種類を見分けることは難しいので注意する。
3 有毒な植物が誤って混入しないように注意する。
有毒植物名 類似する主な植物名 類似する部位
トリカブト類 ゲンノショウコウ、ニリンソウ 若葉
バイケイソウ類 オオバギボウシ 若葉
チョウセンアサガオ類 ゴボウ(根)、オクラ(つぼみ) 根、つぼみ
ドクゼリ セリ、ワサビ 若葉、地下茎


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