○県民運動の始まり
“うつくしま、ふくしま。”県民運動は、官民が協働して、福島県の将来イメージ
「21世紀の新しい生活圏−美しいふくしま−の創造」(当時)に対応した地域づくり
を進めようと平成3年(1991年)から始まりました。
○推進組織
“うつくしま、ふくしま。”県民運動推進会議(県内各界52団体の長で構成。会長
福島県知事、副会長 元福島県イメージづくり推進懇談会会長(故下平尾勲福島
大学教授))
○運動期間
運動期間は、平成3年からおおよそ20年間として、これを4期に分け、第T期、
第U期については県民総参加の運動の目標として「シンボル事業」を定め展開し
ました。
○運動の目標
“うつくしま、ふくしま。”県民運動は、「美しい生き方、美しい暮らし、美しい文
化の創造に向けて、一人ひとりができることから、21世紀をリードする『地球時代
にはばたくネットワーク社会〜ともにつくる美しいふくしま〜』を実現することを運
動目標」としました。
【第T期運動(平成3年から平成7年度まで)】
平成3年に制定した「ふくしまイメージデザイン」やスローガン「うつくしま、ふくし
ま。」を活用しながら、シンボル事業の「ふくしま国体」の成功に向け、次の5つを
集中的に取り組む運動として展開しました。
・「来訪者を温かく迎える運動」
・「スポーツに親しむ運動」
・「空き缶やごみのない街づくり運動」
・「河川や身近な公共施設(公衆トイレ等)を美しくする運動」
・「公園、道路、空き地、各家庭の植栽運動」
【第U期運動(平成8年度から平成13年度まで)】
シンボル事業として「うつくしま未来博(会場:須賀川市)」を選定し、次の6つを
集中的に取り組む運動として展開しました。
さらに、平成9年に「福島県民の日」が制定されたことに伴い、県民運動を盛り
上げる契機として連携して運動を展開しました。
・「空き缶やごみのない美しい街並みをつくる運動」
・「河川、道路や公衆トイレなど身近な公共施設を美しくする運動」
・「各家庭・事業所の廃棄物を少なくする運動」
・「ボランティア活動への参加などを通じ、互いに助け合う地域づくりを進める
運動」
・「姉妹都市・姉妹校の提携、都市と農山村間の交流を進めるなど、地域レベ
ルでの交流を推進する運動」
・「個性豊かな地域文化・生活文化を創造する運動」
【第V期運動(平成14年度から平成18年度まで)】
第V期については、第U期までの取組みによりボランティアやNPO活動等の
県民の自主的な活動がこれまで以上に盛り上がった成果等を踏まえ、第U期ま
での運動から大きく転換し、シンボル事業を選定せず、県民の各種活動を支援す
る仕組みづくりを中心として運動を展開しました。
具体的には、県民活動に関する情報収集・提供の仕組み(システム)として、県
民運動推進拠点「オフィスうつくしま」や県民運動推進委員会を設置するとともに、
県民運動に関する情報の収集や情報誌、ホームページ、フィールドワーク等での
発信、さらに活動を発展していく上で必要となる交流会やフォーラム等を開催しま
した。
第V期の特徴としては、自主性・自発性を尊重し敢えて統一テーマを設けず展
開していることや、行政主導ではなく推進委員会による県民運動の企画・立案、
実施(県は支援)という県民による運動へシフトしたことなどが挙げられます。
|