郡山駅庚坦原線は、郡山駅前と郡山市片平字庚坦原を結ぶ、郡山駅前広場を含んだ全長7,780mの幹線街路です。
 このうち、郡山駅前から国道4号までの約350m区間は、通称「駅前大通り」と呼ばれ、歩道に電柱が立ち並び更には地下歩道出入り口が、歩道内に設置されており、
歩行者のすれ違いに困難を来しておりました。
 加えて、車道部は6車線でしたが、このうち
歩道側の両側2車線は、客待ちのタクシーや荷捌き車両が停車し、これら車両が通行車線へ分・合流繰り返していたため、渋滞の原因となっておりました。
 そこで、これら課題を解決するとともに、「回遊性のあるまちづくり」を進めて、郡山駅前地区の活性化を図ることで、商都郡山の玄関口である郡山駅前大通りの整備を実施しました。

 

            整備前                            整備後

(1) 良好な歩道空間を創出し、地域内の連携・交流促進に寄与すること。
(2) バス・タクシー・荷捌きの各ベイ(停車帯)を設置し、
交通の秩序化を図り、円滑な交通を確保すること。
(3) 電線の地中化を進め、
電線類の防災機能を高めるとともに、都市機能の充実と強化を図ること。
(4) 道路整備とともに、郡山駅前大通り商店街振興組合がアーケード整備を実施し、
良好な都市景観の形成を図ること。

(1) 歩道空間の拡大
(2) 電線の地中化
(3) バス・タクシー・荷捌きベイの設置(公安指定)
(4) 横断地下歩道の有効利用

 郡山駅前シンボルロード事業では、計画段階よりタウンミーティングなどを通じて、地元商店街をはじめとする地域の方々と意見交換を行いながら進めて参りました。
 加えて、工事段階では、植裁やベンチ等の施設配置実証実験を地域の方々と実施して、設置位置を決定しました。
 また、アーケード建替の事業主体である郡山駅前大通り商店街振興組合とも協議を重ね、平成17年度に福島県発注の車道工事と商店街発注のアーケード建替工事の同時施工を実現しました。


まちづくり協議会【植裁ベンチ配置実証実験】         郡山市駅前大通り商店街との協議状況

                        平成18年3月の工事状況

 郡山駅前シンボルロード事業では、計画段階より地域の方々と意見交換を重ね、道路空間の利用形態を踏まえた整備コンセプトを策定しました。
 整備コンセプトを踏まえ、区間中央に位置するスクランブル交差点を舞台に見立て、イベントに対応できる道路施設として、昇降式ボラード(車止め)・移動可能なコンテナ植裁を設置しました。


舞台であるスクランブル交差点にはスポットライトをイメージする照明を採用


イベント時には、歩車道境界にあるボラードを下げてフラワーポットを移動できます


去る平成18年8月4日・5日・6日に「郡山うねめまつり」がシンボルロードで開催されました。