「三春警察署中妻駐在所」が第19回三春町建築賞 特別部門賞(景観部門)を受賞しました。(県中建設事務所 設計・工事監理物件)

 平成21年度 第19回三春町建築賞表彰式が平成21年11月3日に三春交流館「まほら」で行われ、発注者・設計者・施工者が表彰されました。
県中建設事務所は設計者として表彰を受け、所長代理として松田主幹兼建築住宅部長、設計・監理を行った今泉技師(現 道路公社 磐梯吾妻総合事務所勤務)の代理として國分専門電気技師が出席しました。


表彰状と記念品の盾
 第19回 三春町建築賞選考委員と講評は以下のとおりです。

 選考委員 選考委員長 : 谷川 正己(建築史家)
 委員(順不同敬称略)  : 三條 安國 ・ 内藤 忠 ・ 渡辺 正二 ・ 阿部 勇 ・ 橋本 紀子 ・
                  河辺 サダ子 ・遠藤 喜美子 ・ 国分 章克 ・ 松田 和之




 建物概要

建築主 : 福島県警察本部
建設地 : 田村郡三春町大字下舞木字岩本 地内
構 造 : 木造平家建 延べ面積120.52u



外観(クリックで大きい画像へ)


内観(住宅部)

内観(事務室)

   
 講評(抜粋)及び選評

○ 講評
 今回は応募作品の内、8件が住宅、他に1件は併用住宅である。つまり、建築作品の最も基本的な住宅建築であった。建築の設計という観点からすれば、「住宅に始まり住宅に終わる」といわれるように、基礎的なものであると同時に、最も奥の深いものである。 機能性、経済性のみを追求した大量生産の時代にあっても、「住宅」はそこに住む建築主がそれぞれに顔形が異なり、性格が異なり、住まい方が個性的である以上、作品として出来上がる「住宅」は、それぞれに一品生産であるという原則を全うしなければなるまい。 大量、機械生産時代にあっても「住宅」は手造りの個性的なものなのである。
その人間性豊かな個々の「住宅」が、その質の向上に寄与して始めて、町並みに貢献するのだろう。

○ 選評
 「三春岩本住宅団地建築協定」地域に建った駐在所。公務と私的な住宅が、土地の高低差を利用して一体化した併用住宅。協定地域内の警察と町民の共存を目的として建ち、この地域の質の高い公共的建築の一つとなった。