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福島県では、全国に先がけて昭和47年にいわき地区に大気汚染常時監視システムを整備して以来、順次、監視区域の整備拡充に努めてきました。
本県の環境大気は、一時期に比べるとかなり改善され、おおむね良好な状態となっていますが、光化学オキシダントや浮遊粒子状物質のように、今後一層改善を必要とする項目もあります。
平成16年度のシステム更新では、最新のシステムを導入することにより、データ監視・処理機能の向上を図り、ホームページ等の情報発信機能を強化するとともに、通信回線として本県基幹通信網「うつくしま世界樹」の活用により、運用コストを削減しました。
今後とも、本システムの適切な運用により、大気汚染の防止と良好な生活環境の保全に努めることとしております。
目次
| 昭和47年度 | システム設置 いわき地区で、無線テレメータシステムによる最初の監視測定を開始。 以降、順次、県内各地区に監視区域を拡大。 |
| 平成元年度 | 無線テレメータシステムに替えて、公衆回線(アナログ)によるパソコン通信システムを採用。 |
| 平成6年度 | 中央監視局(親局)の常時監視機能及びデータ処理機能を強化。 |
| 平成11年度 | アナログ通信方式に替えて、デジタル通信方式を採用。 |
| 平成16年度 | ホームページ等、県民向け情報発信機能を強化。 通信回線として、公衆回線に加え、本県基幹通信網「うつくしま世界樹」を採用。 |
大気の測定データを24時間、リアルタイムで監視するシステムです。
万が一、大気汚染物質の濃度が基準を超えた場合は、システムから自動的に各監視機関に通報されるため、すばやい対応が可能です。
また、収集したデータをシステムで分析・統計処理したり、インターネット等にデータを公開できます。
福島県のきれいな大気を、そして県民の方々の快適な生活環境を守るために、欠かせないシステムです。
環境基本法において、人の健康を保護し及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準として、環境基準が定められています。
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二酸化硫黄 燃料中の硫黄分の燃焼等によって発生します。 無色で刺激臭があり、大気中の濃度が高くなると、呼吸器を刺激し、せき、呼吸困難、ぜんそくなどを起こすほか、植物を枯らしたりします。 1日平均値が0.04ppm以下で、1時間値が0.1ppm以下であること |
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一酸化炭素 燃料の不完全燃焼等によって発生します。 無色、無臭の気体で大気中の濃度が高くなると、頭痛、めまいなど中枢神経症状を起こします。 1日平均値が10ppm以下で、1時間値の8時間平均値が20ppm以下であること |
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窒素酸化物 物の燃焼により燃料中の窒素分や空気中の窒素と酸素が反応し発生します。 特に二酸化窒素(NO2)は、大気中の濃度が高くなると、せき、たんの発生など呼吸器系や肺への障害を起こすほか、植物を枯らしたりします。 1日平均値が0.04〜0.06ppmのゾーン内またはそれ以下であること(NO2のみ) |
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光化学オキシダント 物の燃焼等に伴い発生する窒素酸化物や炭化水素等が太陽光線(紫外線)の照射を受け二次的に生成されるオゾン等の酸化性物質を総称したものです。 これが特殊な気象条件のもとでスモッグを形成したとき、光化学スモッグと呼ばれています。 大気中の濃度が高くなると、眼が痛む、涙、せきがでる、のどが痛むなどの皮膚粘膜・呼吸器系を侵すほか、植物を枯らしたりします。 1時間値が0.06ppm以下であること |
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浮遊粒子状物質 物の燃焼や地表からの発じんなどによって発生し、大気中に浮遊する粒子状物質で、粒径が10μm以下のものをいいます。 大気中の濃度が高くなると、視程障害による不快感や呼吸器系への障害を起こすほか、植物を枯らしたりします。 1日平均値が0.10mg/m3以下で、1時間値が0.20mg/m3以下であること |
県内大気の状況を効果的に監視できるように、各地に測定局を設置しています。
下図のとおり測定局を設け、二酸化硫黄や窒素酸化物など大気汚染物質と、風向風速などを測定しています。また、人口密集地や工場が多い地域などには測定局を多く配置しています。測定局を設けていない地域は、必要に応じて測定機器を搭載した自動車(環境大気測定車)で測定しています。
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| ※注 | ・「温度・湿度」の欄の▲は、温度のみの測定を示す。 |
| ・測定局の種別のうち「一般」は一般環境大気測定局を、「自排」は自動車排ガス測定局を、「気象」は高層気象測定局をそれぞれ示す。 |
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