新しい命をSIDSから守ろう
 
SIDS(Sudden Infant Death Syndrome)とは
SIDS(シズ:乳幼児突然死症候群)とは、それまで元気だった赤ちゃんが事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。原因はまだよくわかっていませんが、育児環境のなかにSIDSの発生率を高める因子のあることが明らかになってきました。それらについてキャンペーンを(おこな)った欧米諸国ではSIDSの発生が減っています。日本でも年々減少傾向にありますが、平成17年において、全国で196人の赤ちゃんが、この病気で亡くなっています。

あおむけ寝で育てよう
タバコをやめよう
できるだけ母乳で育てよう

 これらの事はSIDSの発生を予防していく上で、大切なポイントと言われています。これらの3つの事を参考にして、日頃の育児の方法を再確認していただき、あとはおおらかな気持ちで子育てをしてください。

 
「健やか親子21」では、2010年までに乳児のSIDS死亡率を半減することを目標に掲げています。
 
母子保健は生涯を通じた健康の出発点であり、次世代を安心して産み、ゆとりを持って育てるための基礎です。
「健やか親子21」は21世紀の母子保健の主要な課題と取組を提示し、みんなで推進する国民運動計画です。
多くの団体が「健やか親子21」に参加し、目標達成に向け、各種取組を(おこな)っています。
 
SIDSを減らすためのキャンペーンのポイント
あおむけ寝で育てよう
  うつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。うつぶせ寝がSIDSを起こすものではありませんが、医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。
タバコをやめよう
  タバコはSIDS発生の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙はお腹の赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
できるだけ母乳で育てよう
  母乳育児が赤ちゃんにとって最適であることは良く知られています。人工乳がSIDSを起こすものではありませんが、できるだけ母乳育児にトライしましょう。
 
なるべく赤ちゃんを一人にしないことや、寝かせ方に対する配慮は、窒息や誤飲、けが、やけど、浴槽に落ちて溺れるなどの事故を未然に防ぐことにもなります。
なるべく赤ちゃんを一人にしないで
 
よく眠っているからといって長時間赤ちゃんを一人にしないようにしましょう。
赤ちゃんを一人にして外出しないようにしましょう。
なるべく赤ちゃんと同じ部屋で寝るようにしましょう。
寝かせ方に関しては次のようなことも注意しましょう
 
寝具は固いマットを使用し、枕は使わないようにしましょう。
かけ布団やタオル、ひもなどが顔にかからないようにしましょう。
ベッドの回りにはガーゼやビニールなどを置かないようにしましょう。
赤ちゃんを寝かす時はいつも場所や寝具への配慮をしてください。
たとえば、日中の短い眠りでもソファーなどに寝かせるのはやめましょう。

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