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移住者が語る
岩佐哲次氏
北塩原村 岩佐哲次氏
北塩原にある桧原湖のほとりで、
蕎麦店を営みながら、
二地域居住を堪能している、
岩佐さんの姿をご紹介します。
「人生を2度楽しむ」 岩佐哲次さん
今回は、北塩原にある桧原湖のほとりで、
二地域居住(行ったり来たり暮らし)を堪能している、
岩佐哲次さんを紹介します。
千葉県で生まれ育った岩佐さん。
長い間鉄道会社に勤務し、
都内のとある駅の駅長さんなどを歴任された後、
少し早めに会社を退職し、
数年前から二地域居住をはじめました。
昨年からは、北塩原村桧原湖畔の自宅を改造し、
手打ち蕎麦の店「蕎麦古家(そばごや)」を
オープンさせました。
春から秋は、蕎麦店を切り盛りし、
冬は、家族が住む千葉県で過ごしています。
今日はそんな岩佐さんにお話しを伺ってみました。
◆北塩原村とは昔から何か縁があったのですか?
いえ、実は特に縁はなかったんです。
ただ、サラリーマン時代からイワナ釣りが好きで、
よく会津地方には来ていました。
特に南会津にはかなり来ていましたね。
そのうち、岩魚釣りのためのベースキャンプが欲しくなって
いろいろ探したのですが、なかなか見つからず、
そんな時知り合いを通じて紹介されたのが、
今住んでいるこの古民家でした。
◆蕎麦屋さんを開店させた経緯は?
この家を手に入れてまもなくは、
週末はもちろんのこと、
時間をできるだけ作って古民家改修を楽しんでいました。
しかしそのうちここに来るのが、本当に待ち遠しくなって。
東京で仕事をしていても、
北塩原での生活が頭から離れることはありませんでした。
そしてこの風景。
岩魚のベースキャンプとしての立地が第一で、
この環境をはじめから狙っていた訳ではなかったのですが、
来ているうちにすっかり魅せられてしまいました。
こんなすばらしい風景が日本中のどこにありますか。
もう気が気でなくなって、会社を早めにやめて、
春から秋までの期間をここで過ごすようになりました。
それだけでも楽しかったのですが、
何か、地元の人とも都会の人たちとも交流できるような
ものをやってみたくなり、蕎麦屋を始めました。
◆お蕎麦が本当に美味しいですね。
ありがとうございます。
そういっていただくのが一番うれしいです。
なにせ、現在一番こだわっているのが蕎麦なんです(笑)
打ち方にもこだわっていますが、
一番はやはりそば粉ですね。
もちろん、地元会津産のそば粉を使っています。
入手は非常に難しいのですが、
絶対に他の産地のものは使いたくありません。
最近は、美味しいって言ってくれる人が増えて、
地元の人はもちろんですが、、
首都圏などのお客さんもよく訪れくれます。
時には外国人のお客さんも。
香港のお客さんが何回か来てくれましたが、
この店の雰囲気をすごく気に入ってくれたようです。
◆行ったり来たり大変じゃないですか?
春から秋の間は基本的にずっとこちらにいるので、
それほど頻繁に行ったり来たりしているわけではありません。
冬は基本的に千葉にいます。
月に1度一定期間雪下ろしに来ますが、
雪下ろしだけでなく、
桧原湖でワカサギ釣りをしたりして楽しんでいます。
他の季節に行ったり来たりするときも、
途中イワナを釣ったり、
山菜を採ったりしながらの往復なので、
非常に楽しいです。つまり道草を楽しみながら通っています。
もちろん、家族も時々遊びに来てくれますよ。
この間は、結婚した娘の義理のご両親が遊びにきてくれて、
家族みんなでここでの生活を満喫してます。
◆二地域居住してみたいという方に一言お願いします。
私は今、人生を本当にエンジョイしています。
何か人生を二度楽しんでいる気分です。
ずっと都会に過ごしていては絶対に味わうことができなかった
素敵な経験をしています。
なかなか思い切れない、という方も多いかもしれません。
でも、ちょっと勇気を出してみると
その先に楽しい人生が必ず待っていると思います。
ぜひ、ここ北塩原で、私と語り合いましょう。
(あとがき)
本当に福島ライフをエンジョイされている岩佐さん。
お話しをするたび、
さらに自分自身も福島県を好きになってしまいます。
こんな素晴らしいところはどこにもない。
岩佐さんの言葉に改めて周りの風景を見渡すと、
青い山々、表の姿とは違って猛々しい姿を見せる磐梯山、
そして明治期の磐梯山の噴火が作り出した桧原湖と、
絵本のように美しい裏磐梯の風景に
心が吸い込まれるような気がしました。
岩佐さんの人柄を慕って、
または岩佐さんの作る蕎麦の味を求めて
この桧原湖畔の一番奥にあるこの集落を
訪れる人が増えています。
集落の玄関口にあるこの古民家で
にこやかに訪問者たちを迎え、
福島県や裏磐梯の素晴らしさを伝える岩佐さんの姿は、
あたかも裏磐梯桧原地区の駅長さんのようにも見えました。
岩佐さんのお蕎麦屋さんは、
来た人がゆったりノスタルジーに浸りながら
次の出発までの時間を過ごす
駅のような存在なのかもしれません。
ぜひ皆様も一度この素敵な駅を訪れてみてください。
純手打ちそば「蕎麦古家」
福島県耶麻郡北塩原村桧原字道前原1131-126
電話 0241-34-2160
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北塩原村 桧原湖
岩佐さんが営む“蕎麦古家”
岩佐哲次さん
岩佐さんの“夢”が込められています
食材は全て会津産
岩魚釣の名人でもあります
“蕎麦古屋”で夢を語りませんか?
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