麦類病害虫発生状況(4月下旬) 

INDEX: 麦類の出穂時期、雪腐病

 
1 麦類の出穂時期について
 農業総合センターの作況調査ほ場の生育ステージは、中通り、会津及び浜通りともに、平年より遅く推移しており、出穂期も平年より遅くなると見込まれます(表1)。
 
 
 表1 農業総合センター各所の作況ほ場の生育ステージ


区分
 


品種

 


年次

 

        各生育ステージの到達日     

 会津(会津研)

 中通り(本部)

 浜通り(浜研)
幼形 節間 出穂 幼形 節間 出穂 幼形 節間 出穂


大麦
 

シュンライ
 

本年H24
前年H23
平年
平年差

   
    −
    −
   

1/24 4/2
2/4  4/1  4/30
1/23 3/22 4/24
+1  +12

1/27 4/01
1/30 3/31 4/30
1/28 3/24 4/26
−1  +8



小麦






 

きぬあずま
 

本年
前年
平年
平年差

   
    −
    −
   

1/30 4/1
2/10 3/28 5/7
1/29 3/7  5/2
+1  +25

2/22 3/29
1/31 3/26 5/8
2/3  3/16 5/1
+19  +13

ゆきちから

 

本年
前年
平年
平年差
 

4/2 (4/22〜3)
4/10 4/25 5/20
3/22 4/ 9 5/12
+11 (+13〜4)
 

3/12 4/12
3/25 4/13 5/11
2/27 3/30 5/ 8
+13 +13
 

    
    −
    −
   
 
 注)幼形:幼穂形成始期、節間:節間伸長開始期、出穂:出穂期
   会津ゆきちからの平年は過去5か年平均
 
 
(2)雪腐病
 会津地方のムギ巡回調査(4月16日)では、山沿いのほ場で雪腐褐色小粒菌核病が見られた。葉先枯れが部分的に見られるが、株の消失はわずかに認められた。
  (調査地点:磐梯町赤枝、喜多方市熊倉、会津坂下町青津、会津研究所内)
 会津研究所場内では褐色雪腐病、雪腐小粒菌核病の発生が見られたが、株の消失はなかった。根雪日数は本年98日(平年65日)と長かった。