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食肉の生食に注意しましょう

 平成23年4月下旬から、富山県、福井県及び神奈川県内にある「焼肉酒家えびす」の各店舗で、生の食肉(牛肉のユッケ等)を喫食した利用者が腸管出血性大腸菌(O-111)による食中毒を発症し、現在まで4名の方が亡くなっています。


 食肉には、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌(O-157など)などの食中毒菌が付着していることがあり、それらを生あるいは、加熱調理が不十分なままで食べて、食中毒となる事例が増えています。
 また、シカやイノシシなどの野生動物の肉を生で食べるとE型肝炎を発症する場合があります。
 生食用の食肉以外は生で食べないように、また、食べる際には十分加熱してから食べるようにしてください。

食肉が原因となる主な食中毒

種類 主な症状 主な原因
カンピロバクター

発熱(37〜40℃)、頭痛、腹痛、下痢、吐き気など。
※食べてから発症までの時間
 (平均潜伏時間) 2〜3日

とり刺し、とりわさ、牛レバー刺し、飲料水(井戸水、湧水)、取扱い不良によるサラダや加熱済調理品等の二次汚染。

腸管出血性
大腸菌

激しい腹痛、下痢(血便を伴う場合あり)、ベロ毒素を産生し溶血性尿毒症症候群(HUS)で死亡する場合もある。
※食べてから発症までの時間
 (平均潜伏時間) 3〜8日

食肉の加熱不足、取扱い不良によるサラダや加熱済調理品等の二次汚染。
海外では、肉類の他、生鮮野菜を食べて感染した事例も発生しています。(米国で発生した生のホウレンソウによる食中毒事例は、菌を持ったイノシシが農場に侵入し、農場を汚染したと推測されています。)
E型肝炎ウイルス 発熱、悪心・腹痛等の消化器症状、肝腫大、肝機能の悪化など。
※食べてから発症までの時間
 (平均潜伏時間) 6週間
シカやイノシシなどの野生動物の肉や豚レバーを生食または加熱不足のまま摂取。


予防のために・・・

  • ポイント1 食肉は十分に加熱して食べましょう(中心温度は75℃で1分以上加熱しましょう)
  • ポイント2 食肉を焼く場合には、生肉を取る箸と焼いた肉を食べる箸を使い分けましょう
  • ポイント3 生肉を扱った手や調理器具は、十分に洗浄・消毒しましょう  
  • ポイント4 高齢者や子供など抵抗力の弱い方への生肉の提供は控えましょう


生食用食肉を提供する事業者の皆様へ

 生食用の食肉を提供する場合は、「生食用」と表示があるものを仕入れることが必要です。また、この場合でも高齢者や子供など抵抗力の弱い方への提供は控えましょう。

 ここで注意! 新鮮そうに見えるからといって「生食用」とは限りません。
 生食用の馬肉及び馬レバーには、「生食用」の表示のほか、「と畜場名」、「食肉処理場名」の表示がありますので、必ず表示を確認して使用・提供しましょう。
 国内で処理される馬レバーの多くは、通常、加熱用として出荷されます。生食可能な馬レバーは「生食用」と表示され、国が定める加工基準に適合している「と畜場」(現在、新潟、福岡、熊本に5箇所あります。)で処理された馬レバーのみです。

関連情報(厚生労働省ホームページ)

 カンピロバクター食中毒の予防について(Q&A)
 腸管出血性大腸菌Q&A
 E型肝炎Q&A


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福島県保健福祉部食品生活衛生課
〒960-8670 福島市杉妻町2−16
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