第4章 基本的施策及び行動計画
6 次代の親の育成

 1 思春期における健康教育の推進

現状と課題
 性情報の氾濫などから、本県の平成15年度における未成年者の人工妊娠中絶実施率(10代の人工妊娠中絶年間件数を15歳〜19歳までの女子人口千対で表した数)は18.6と、全国平均の11.9を上回っています。こうした中で、次代の親となるべき若者に対し、性に関する正しい知識の普及や生命の大切さについての啓発等を行う必要があります。
 また、次代の親となるべき若者の健全な成長のため、喫煙や飲酒、薬物乱用の防止を図る必要があります。


施策の方向
 思春期の若者に対して、性教育を含めた健康教育を進めるとともに、性に関する不安や悩みなどについての相談体制の整備を進めます。
 また、未成年者の喫煙や飲酒の防止、覚せい剤、シンナー等の薬物乱用防止対策を進めます。    


行動計画

1 思春期における健康教育の推進

健康教育に携わる関係機関や有識者による連絡協議会を開催し、県全体での健康教育の推進体制の整備を図ります。(健康教育G)

健康教育についてモデル校を指定し指導法等についての研修を行うとともに、各学校の健康教育推進者に対する研修会を開催し、健康教育の充実を図ります。(健康教育G)

精神科医、カウンセラー等の専門家を高等学校に派遣し、性教育の充実を図るとともに、生徒の心身の健全な発育を支援します。(健康教育G)

思春期に特有な医学的問題や性に関する不安や悩みについて思春期相談ほっとライン等の個別相談・指導を行うとともに、性に関する正しい知識の普及のための講座を開催します。(子育て支援G)

思春期保健に携わる医療・保健・教育分野等の関係者に対し専門研修を行い、資質の向上を図ります。(子育て支援G)

親や大人が思春期の子どもと向き合い、性やいのちについて教え導くための学習の機会としてセミナーを開催するとともに、家庭教育資料を作成します。(社会教育G)

エイズ・性感染症に関する相談事業を行い、正しい知識の普及を図ります。
(医療看護G)

「健康ふくしま21推進協議会」と協働し、関係団体等とともに、未成年者の喫煙防止対策や飲酒防止対策を進めます。(健康教育G)

覚せい剤、シンナー等の薬物乱用を防止するため、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動を推進し、青少年等への啓発活動を行うとともに、この活動の地域での中心となる薬物乱用防止指導員の活動を支援します。(薬務G) 

施策に関する指標 

1 10代の人工妊娠中絶
 実施率   
(子育て支援G)
2 精神科医、カウンセラー等
 の専門家の学校への派遣
 回数(累計)
(健康教育G)
3 薬物乱用防止教室受講者数
         
(薬務G)