| からむし織 舟木容子さん/昭和村 |
動画(画像をクリックしてください)
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| 舟木さんの様子 |
インタビューその1 |
インタビューその2 |
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昭和村 |
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奥会津 昭和村。
面積が209キロ平方メートル、人口およそ1,800人の村です。
65才以上の高齢者の割合も50%を超え、
過疎高齢化の真っ只中にあります。
でも、昭和村にはおよそ600年以上前から、
大切に育み、受継がれてきた宝物、
からむし織があります。
からむし織は、
苧麻(ちょま、からむし)を原料とする日本古来の上布。
昭和村は、本州唯一の上布原料の産地です。
しかし、過疎高齢化が進むにつれ、
からむし織の担い手が年々少なくなってきました。
そこで村では、村民との交流とからむし後継者の育成を目的に、
11ヶ月にわたり、からむし織の技を学ぶ織姫制度を、
13年前に創設しました。(詳しくは、こちら)
今回ご紹介する、舟木容子さんは、初代の織姫。
からむし織の知識が全くなかった舟木さん。
昭和村に来て直ぐからむし織の虜となったそうです。
程なく、村に定住することを決意、
村の男性と結婚、2人のお子様にも恵まれ、
充実した日々を送られているそうです。
そんな舟木さんに色々と伺いました。
(この取材は、2006年夏に行ったものです)
◆織姫になろうとしたきっかけを教えてください。
腰を痛めて休職していたとき、
親が、「織姫募集」の新聞切り抜きを持ってきた。
母親が着付けをしていたため、
小学校の頃から、和服を着て出かけたりし、
和服にかなり興味があった。
◆昭和村に住み続けようと思った理由は?
昭和に来て3ヶ月で、来年もここでからむしをやろうと思った。
おじいちゃん、おばあちゃんのからむしに対する想い、
昭和村にとって、とっても大事であり、おもしろくもあり、
そして、かなり大変だ、という生の声を聞けた。
織姫として、1年だけ居て、帰ったのでは意味がないと思った。
自分の中で、
「からむしはこういうものだ」というのが分るまで居たいと思った。
◆ご主人のご協力はいかがでしょう?
からむしについて何も知らなかった。
村の若い世代は、「からむし」の「か」も知らないのが普通。
おじいちゃんおばあちゃんがやるもの、と思っている。
主人には、「(からむし織を)やることない」とも言われたが、
今では理解してくれて、
からむしの小さな畑も持たせてもらった。
◆昭和に来てから心に残る思い出は?
からむし織を通じ、同じ目的を持っている友達に出会えた。
そこから輪が拡がり、
ものを作るとか、
伝統を守るとかいったことに興味のある人に
出会えたのはよかった。
そういったことを普通に話せる場所はなかなかない。
昭和村は、楽。
◆都会に住んでいた頃との違いについて
浦和に住んでいた頃との大きな違いは、
素直にものを見られるようになったこと。
都会は情報が多すぎて、
一つのことが何十通りの方法で入ってくる。
昭和村は、「からむし」は「からむし」しかないし、分りやすい。
人々も本当にまっすぐ。
人が良いところに居ると、自分もそうなる。
◆雪への感想は?(昭和村では2mを超える雪が降る。)
たくさん降りますよ(笑)
でも、雪がたくさん降るのは良いこと。
山がたくさんの水を蓄え、
山菜やきのこがたくさん採れる。
糸作りは農閑期でもある冬の仕事。
雪が降り出すと、心も落ち着く。
あまり出歩かず、「糸をつくれるな」と嬉しくなる。
◆子供たちはからむしをどのように感じてますか?
去年、家で糸の作り方を子供たちに見せた。
かなり興味を持ってくれた。
昭和でからむし織に向かい合っている親の義務として、
子供たちにからむし織を見せておくべきだ、と思っている。
◆これからの抱負は?
10年後ぐらいには、帯を織れて、
20年後には、からむしの畑をもっと大きくする。
その頃には、担い手が激減していると思うが、
からむし農家になりたい。
今、村のおじいちゃんおばあちゃんがやっていることを
私が歳をとってもやりたい。
今は、情報の伝達スピードが恐ろしく速く、
なかなか、立ち止まって、後ろを振り返ることもできません。
しかし、昭和村のような奥山で、
農作業をするおじいちゃんおばあちゃんの姿を見、
数十年も変わっていないであろう集落の姿を肌で感じたとき、
変わらないことのすばらしさ、人が生きるとはどういうことか、
ついつい、考えさせられてしまいます。
舟木さんからからむし織に対する想いを伺い、
からむし織そのものよりも、
からむし織を通し、
古の昔から受継がれてきた、生き方そのものが、
舟木さんをからむし織の虜にしたように思えました。
昭和村HP(からむし織の詳しい情報を掲載)は、こちら
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藤八の滝 |

そば畑 |

からむし |

舟木さんが働いてる織姫交流館 |

舟木容子さん |

からむしの糸 |

織の指導をする舟木さん |
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